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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

確かな目利きで買取販売
雇用創出で太田市に貢献

 

結婚を機に将来を見つめ直し、今の道へ

 
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宍戸 アパレルに関わるあらゆる実務をこんなに幅広く学べる職場は、かなりめずらしいでしょうね。ちなみに河田代表は業界一筋なんですか?
 
河田 実は、もともとは飲食業界にいました(笑)。高校時代にたこ焼き店でアルバイトをしたことがきっかけで飲食業に興味を持ったんです。卒業後はフランス料理店やイタリア料理店で勤務するなど、本格的に調理経験を積んだ後、当時吉本興業さんが運営するお店で働きました。その後も本場大阪でも修業させてもらうなど、いろいろ刺激を受けました。その後に縁があって、地元の後輩に誘われたことをきっかけに、太田市のアパレル会社に転職しまして。そこが手広くアパレル業を展開する会社で、さまざまな業務を経験できました。また、イベントを通して、広告代理店に勤めていた妻とも知り合えたんです。そして7年勤めた後、独立を決意しました。
 
宍戸 ご縁から入ったアパレル業界で、さらなるご縁がおありだったと。独立のきっかけはご結婚ですか?
 
河田 その通りです。宍戸さん、よくわかりますね(笑)。結婚を境に妻から「これから何をするの?」と聞かれ、そのときの同僚と二人で会社を立ち上げようと考えました。クリエイティブ系の仕事を請け負う会社をスタートさせ、同僚は主にWeb関係を、私は写真撮影などを担当していましたね。
 
宍戸 そこから、W&Wさんの立ち上げにつながってくるわけですね。
 
河田 そうです。同僚とは、やりたいことの方向性に違いがあり、別の道に進みました。彼とは今でも仲が良いですよ。屋号も、「仲間と2人で立ち上げた」という意味を込めてW&Wと命名したのです。
 
宍戸 ご同僚や奥様、さまざまな人との出会いが、今の事業の起源になっているんだなぁ。買い取り事業を始められ、手応えはいかがです?
 
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河田 なかなか順調です。買い取り希望のお客様に商品を持ち込んでいただくか、おうかがいして査定させていただいています。といっても買い取りが軌道に乗るまでは、店などに積極的に足を運んで商品を仕入れていました。今もその姿勢は大事にしていますよ。トレンド物やブランド物を扱う一方、実際に商品を見て、デザインがかわいかったり、一点ものだったり需要のあるものは仕入れるようにしています。
 
宍戸 ブランド品だけでなく、流行やニーズを察知して仕入れを行っているんですね。私も古着が大好きで、あちこちの古着店を足繁く回りました。まさに体力勝負でしたね(笑)。
 
河田 そうですね(笑)。 とにかく自分の目で商品を確かめたいんですよ。他店では取り扱っていない魅力的な商品が、まだまだたくさんあります。その魅力や楽しさを多くの人に届けたいですね。
 
宍戸 そこまで時間と体力を使って河田代表が選んできた目利き商品であれば、どれも間違いがなさそうでお客さんも安心ですね!