渡部 出合いは32歳の時です。当時はカヌー、スキー、スノーボードなどを楽しみ、馴染みのスポーツ用品店によく顔を出していました。その店がフリークライミングの施設をつくり、勧められて行ったのが始まりです。
矢部 登りきった時の達成感にハマってしまったんですか(笑)?
渡部 そう思います(笑)。10~70代という幅広い年代の方々と交流できることも魅力で、コミュニティをつくるなどして楽しんでいました。また一方で競技に出場するようにもなり、少し規模の大きい施設を自ら運営したいと思うようになったんです。
矢部 そうして2階建てのクライミングジムを始められたわけですね。
渡部 はい。1階は安全確保のためのロープを身に付けて登る、約10mのルートクライミングエリア、2階はロープを使わずに登る約4mのボルダリングエリアです。そして各々課題に合わせて設定したコースを、難易度で色分けされたホールドを掴みながら登っていきます。
矢部 ルートクライミングとボルダリングのどちらかを選んで行うのですか?
渡部 どちらも楽しんでいただけます。どちらも楽しんでいただくための施設なので(笑)。県内でルートクライミングも楽しめる施設は2軒のみで、当施設では会員様のためのスクールも開いています。ルートクライミングでは基礎のロープワ-クから中級者以上を対象にしたクラス、ボルダリングでは初心者から競技者までを対象としたクラスもあります。
矢部 実力に応じたスクールがあるのも魅力ですね。では最後に、今後の目標をお聞かせください。
渡部 近年、クライミングがオリンピック種目になったこともあり、敷居が高いイメージを持たれる方も多いかもしれません。ですが、本来は幅広い年齢の方が楽しめるスポーツなので、その意識を変えていきたいです。私自身、ボルダリングは30代で始めましたし、何かを始めるのに遅すぎることはないと思っています。
矢部 趣味が高じて選手になり、施設・スクールを設立された渡部代表。クライミングは体幹のトレーニングにも効くそうなので、健康美を目指す女性の方も、ぜひ広々としたこの空間でカジュアルにクライミングを楽しんでほしいですね!
渡部 近年、クライミングがオリンピック種目になったこともあり、敷居が高いイメージを持たれる方も多いかもしれません。ですが、本来は幅広い年齢の方が楽しめるスポーツなので、その意識を変えていきたいです。私自身、ボルダリングは30代で始めましたし、何かを始めるのに遅すぎることはないと思っています。
矢部 趣味が高じて選手になり、施設・スクールを設立された渡部代表。クライミングは体幹のトレーニングにも効くそうなので、健康美を目指す女性の方も、ぜひ広々としたこの空間でカジュアルにクライミングを楽しんでほしいですね!
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の好きなことを仕事にする。そうすれば毎日やりがいを感じますし、ちょっとした作業も苦にならず、楽しみながら仕事ができると思います。
(渡部勲)