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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

関わる人々を笑顔にする 個々に寄り添う介護支援
合同会社TOMO 代表 日下知幸

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 奈良県奈良市にて、ともケアプランセンターを運営されている合同会社TOMO(トモ)さん。本日は日下代表とスタッフの田中千絵さん、利用者さんのご家族である池田さんにお話をうかがいます。まずは、日下代表のこれまでの歩みを教えていただけますか?
 
日下 高校時代、老人ホームでボランティアをしたのがきっかけで介護に興味を持ち、福祉の勉強をして特別養護老人ホームに就職しました。そこで20年ほど働いていたものの、ある時交通事故に遭ってしまい、1年半のリハビリを余儀なくされたんです。その際、「生かしてもらった命を、社会貢献や地域貢献のために使いたい」と思い立ち、2021年にともケアプランセンターを立ち上げました。福祉の道を選んで、もう25年になりますね。
 
亀山 事故に遭い、リハビリ生活もさぞお辛かったでしょう。しかしそれが、ご自身の生き方を大きく変えるきっかけとなったのですね。事業内容についてもお聞かせいただけますか?
 
日下 主な業務はケアプランの作成です。日常生活で介護を必要とする方のために、デイサービスや福祉用具利用などの計画を立てます。例えば、ご自宅にうかがってお身体や生活空間を見て、手すりの設置を提案するなど、安心して日々の生活を送るためのアドバイスを行っています。病院や介護施設、各事業所と連携を取って、利用者様のお人柄や性質にマッチした事業者とつなげるよう努めています。
 
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亀山 公正・中立の立場から、その人が本当に求めているサービスを提供する。保険の窓口のように、一人ひとりに寄り添ったプランを提案しておられるのですね。日下代表が、お仕事で最も大事にされているのは何でしょうか?
 
日下 スタッフを何より大事にしていますね。施設を運営していけるのは、スタッフの存在があってこそです。楽しく働きやすい環境を整えることで、利用者様やそのご家族様へのより良いサービスにつながると思っています。
 
亀山 それは野球にも通じるかもしれません。まずはチームづくりをしっかりと行うことで、試合で良いプレイができてファンにも喜んでもらえる。誰にとってもプラスに働きますよね。