B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

創業50年以上の伝統技術 タイル工事の新たな魅力
日武タイル工業 代表 丸山隆也

 
プロフィール 山梨県出身。小学生の頃から大工職人に憧れを持って育つ。学生時代は建築の知識を専門的に学び、東北工業大学建築学科を卒業後はハウスメーカーに就職。約10年にわたって住宅設計業務に携わった。その後、父親が創業した日武タイル工業を引き継ぎ、二代目代表に就任。タイルの修繕工事を中心とした業務を手がけながら、住宅に彩りを与えるアクセントとしてのタイルの魅力も発信している。
 
 
 
山梨県山梨市で創業から50年以上タイル工事に携わってきた日武タイル工業。代表を務める丸山隆也氏は、ハウスメーカーで10年以上にわたって住宅設計の経験を積んだ建築のプロフェッショナルだ。丸山代表がこれまでに手がけてきた施工は、既存のイメージを覆すほど、おしゃれで洗練されたデザインとアイデアにあふれている。そんな丸山代表の仕事に対するこだわりと、タイルの魅力について詳しく聞いた。
 
 
 

創業から半世紀の歴史を持つタイル工事会社

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 岩崎ひろみ(女優)
岩崎 山梨県山梨市にある日武タイル工業さん。創業から50年以上、タイル工事に携わってきた伝統のある会社だとお聞きしています。半世紀もの長きにわたって施工実績を積まれてきたとはすごいですね!
 
丸山 ありがとうございます。私共ではこれまで、新築住宅の床や壁にタイルを張ったり、玄関の床に敷いたタイルの破損部分を修繕したりするなど、さまざまなタイル工事を行ってきました。しかし、残念ながら最近では建物にタイルを使用することが少なくなり、世間にもあまり認知されなくなってきています。多くの方が、タイル職人がどのような仕事をしているのか知らないというのが現状なんですよ。
 
岩崎 正直に言いますと、私もタイルについては詳しくありません。私にとってタイルは、表面が滑らかで汚れが拭き取りやすく、掃除しやすいくらいのイメージですね。あとは、昭和時代に建てられた古い住宅のお風呂場に敷いてあるなど、昔のデザインという印象が強いです。
 
丸山 そうですよね。そこで私は、タイルの魅力をもっとたくさんの方々に知ってもらい、タイルは古いものであるというイメージを変えるべくこの仕事に取り組んでいるんです。
 
岩崎 今日はそんな丸山代表の取り組みと、タイルの魅力について、詳しくお聞きしていきたいと思います!