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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人材育成のノウハウで 苦手から目覚める学習塾
学習塾ON-DRI 代表 森脇浩之

 
プロフィール 京都府出身。大手家電量販店で販売員として7年従事。その後ダイキン工業と個人契約を結び、現在も商品販売・人材育成を担っている。甥の高校受験のサポートをきっかけに、口コミで家庭教師を展開。2023年4月、勉強が苦手な小・中学生を対象に、学習塾ON-DRIを開校した。基礎学力を上げてもらうためのティーチングと同時に、生徒の人材育成にも注力している。【ホームページ
 
 
 
京都府向日市にある学習塾ON-DRI(オンドリ)は、勉強が不得意な小中学生を対象に、苦手意識から目覚めさせることに特化した学習塾だ。森脇浩之代表は、小さな成功体験を積み重ねていくことで、生徒は自信を付けていくと熱く語る。異業種で培った販売・人材育成のノウハウを武器に、新感覚の塾運営に乗り出した。一般的な塾とは一線を画した運営方法について、青山直城塾長も交えて詳しくうかがった。
 
 
 

勉強が苦手な小・中学生を対象に開校

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日は小・中学生が対象の学習塾ON-DRIの森脇浩之代表と青山直城塾長、お二人にお話をうかがいます。昨年2023年4月にオープンしたばかりとのことで、森脇代表は以前から教育関係の仕事をされていたのですか?
 
森脇 いえ、まったく違う業種です。大手家電量販店で販売のスペシャリストとして約25年働いていまして、現在も大手家電メーカー様の新人研修や人材育成を担っており、学習塾運営との二刀流で頑張っています。
 
畑山 それは異色な経歴の持ち主だ! この業界に入ったきっかけが気になりますね。
 
森脇 自分の甥っ子の高校進学をサポートすることになったのが発端です。その際、販売店での人材育成で培ったノウハウが勉強にも活かせると感じ、結果、勉強が苦手だった甥も無事高校に合格しました。その口コミが広がって家庭教師を続けることになったんですよ。
 
畑山 人生は何があるかわかりませんね(笑)。たまたま身内に勉強を教えて、別業種で獲得した技術を活かせると実感し、学習塾を開かれたと。
 
森脇 ええ。世の中には勉強に苦手意識を持つ生徒が多いことにも気付きまして、同じ志をもつ青山塾長とともに学習塾ON-DRIを開校しました。