自分と同じように悩む人の光へ
天木 シングルマザーになったばかりの頃、ある方から「何か技術を学んでみたら? 自分ができることをして人に喜ばれたら嬉しいよ」と言ってもらえたことが転機となりました。その言葉で「それだ!」と思い立ち、アートメイク、まつげエクステ、台湾式足ツボなど数々の技術スクールを受講したうえで、2011年にマツエク専門の個人サロンをスタートしました。
矢部 もとはアイリストもなさっていたんですか!
天木 ええ、ただ短大時代に取得した栄養士免許の時のように順風満帆とはいかず・・・。当時は今ほど正しい技術が簡単に手に入らず、情報が飛び交っていました。しかも、途中からアイリストにも美容師免許が必要となり、やっとの思いで免許を取得したのに、首こり・肩こり・頭痛に冷え、あらゆる面で体調を崩して続けられなくなったんです。
矢部 そこから、まつげとは別世界のインディバエステによく切り替えられましたね。
天木 「そんなに身体が辛いならインディバをやってみたら」と声をかけてくれた古い友人のおかげです。私は20歳で1度インディバと出会っており、当時はただただ心地よく「こんなに気持ちが良くて健康になれるなら最高!」と感じていました。あの頃は肩こりなんて無縁でしたから。年齢を重ねてから施術を受けた体感の違いには驚愕しました。