石黒　中川オーナーは京都府城陽市のヘアサロン、タートルセカンドナカガワと女性専門のサロン、ビューティーサロンヒロミを運営しているそうですね。今日はヘアサロンの橡谷運伸（とちたに かずのぶ）店長、中川オーナーの奥様で女性専用サロンの店長の中川宏美さんにもお話をうかがいます。お邪魔しているヘアサロンのほうは、カメがお店のシンボルマークだそうですね。
 
中川（修）　はい。店名を名付けてくれたのは妻の宏美です。思い立ったら走り出してしまう私に「カメのように急がず、着実に進んでいこうね」とアドバイスしてくれたのが由来なんですよ。地域に根を張りながら、ゆっくりと皆さんの信頼を得たいという願いも込められています。ご利益のあるカメがいるヘアサロンで、皆さんにのんびりとくつろいでほしいです。
 
石黒　とてもいい店名ですね。「セカンド」ということは、1号店もあるんですか。
 
中川（修）　もともと私の親が近くで理容店を営んでいましてね。それが町の理容店として50年ほど親しまれた理容中川です。私は2代目で、「これからは女性の方にも新しいサービスを」ということで、50m離れたところで2号店をオープンしたんです。以来、新しい理容店の形を模索して2023年で19年目になります。私の代になって、力を入れているのが女性のシェービングなんですよ。