濱中　そのポリシーは、どのようなご経験で培われてきたのですか？
 
伊賀　最初に勤めた会社に、あるとき台湾のお客様がお見えになりました。英語を話していらしたのですが、当時の社員は誰も理解できず、対応するように言われた私もつたない英語しかしゃべることができません。そこで、漢字の筆談と英語の会話で必死に接客したところ、お客様が私の努力と人柄を気に入ってくださったんです。そのお客様とは今でも交流があって所有物件の管理もさせていただいており、ご紹介もいただいています。
 
濱中　外国人に対応できる不動産会社は、今も昔も限られていると思います。その中で伊賀社長の親切心と前向きに努力する姿勢が目の前の方に伝わって、外国人・日本人を問わず数多くの信頼を築いてきたとよくわかります。本当に見事ですね。
 
伊賀　不動産業というのは、どうしても人から警戒される仕事ですからね。その固まった気持ちをときほぐすのはなかなか大変です。おかげさまで私のお客様はリピーターになってくださる方が多く、とても気持ちのいいお付き合いを続けることができています。
 
濱中　なるほど。不動産の購入は、どんな人に出会えるかが何よりも重要だと思います。つながりを大切にしてお客さんに寄り添う伊賀社長なら安心ですよ。