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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

相談しやすい町の診療所
かかりつけ医の役割貫く

 

患者との日々のコミュニケーションを大事に

 
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濱中 まさに入り口から相談を聞いてもらえるんですね。河村理事長はとても話しやすい方ですので、安心して相談できますよ。でも、「話のできる、かかりつけ医」を掲げての診療で、苦労を感じたことはありませんか?
 
河村 診療中のコミュニケーション能力は大事なテーマと思っていますので、できる範囲で勉強も重ねてきました。ですが、限られた時間の中で、患者様が何を望んでいるのかに耳を傾け、ご納得いただけるように話を進めるのは簡単ではないですね。最近はオンライン診療も取り入れており、モニターを介するとさらに難しさが増して、まだまだ課題も多いです。
 
濱中 現状に満足することなく、常に改善を目指しているのですね! 素晴らしい姿勢だと思います。また、河村理事長は主治医として介護認定の意見書を作成する機会も多いそうですね。
 
河村 ええ。高齢化はこの町も例外ではないですからね。でも、思わぬ影響と言いますか、介護認定を通してご家族と関わりができることで、親から子、さらに孫へと、当院に対する認識が広がっているのを感じます。これぞ、本当のクチコミですね。
 
 

温かい雰囲気づくりに努力したい

 
河村 私も濱中さんに質問させてください。現役中のリハビリのことについてお聞きしたいと思っていまして。肩を痛めて手術も経験されたんですよね?
 
濱中 はい。手術した次の日からリハビリが始まったのには驚きました。それが一番つらかったですね。可動域が狭くなっている肩をなかば無理やりに動かすから、痛い、痛いの連発で。でも、あのときの理学療法士さんには本当に感謝しています。ある意味、執刀したお医者さん以上に大変なお仕事じゃないかと思いましたね。
 
河村 そのお話、当院の理学療法士にも伝えたいです。いつも頑張ってくれているので、濱中さんを担当していなくても、苦労を同じくする者として嬉しいだろうと思います。
 
濱中 ほかにも看護師さん、受付さんまで含め、いろいろな方のご尽力のおかげで、ファンが待つ球場に復帰することができました。院内の温かい雰囲気にも励まされましたね。
 
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河村 わかります。クリニックは雰囲気づくりがすごく大事で、ドクター1人がいくら頑張っても、そこに関わるみんなの協力がないと、濱中さんが感じたような温かみは生まれないんです。当院も見習って、患者様の心も元気にできるような環境をつくっていきたいと思います。とても参考になるお話をありがとうございます!
 
濱中 お話を聞いているだけでも、河村クリニックさんが現に今おっしゃったような温かい場所であることが伝わってきます。地元のために、河村理事長が心を開いて仕事に取り組んでおられるのがよくわかりましたよ。今後も地域のみなさんの体と心の健康を見守る存在であり続けてください!
 
河村 励ましのお言葉ありがとうございます。18年前に優勝して以来の復活を遂げたタイガースのように、私たちもさらに元気に、患者様のお役に立てるよう頑張ります。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
患者様が治療の結果に満足してくれることが、私の心の糧になっています。また、口コミで当院の認知度が広まり、より多くの患者様の力になれることが喜びです。地域のみなさんの幸せの一助になれたら嬉しいですね。
(河村純)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 医療法人健河会 河村クリニック
■ 本社 〒571-0078 大阪府門真市常盤町5-2
■ 事業内容 クリニックの運営
■ 設立 平成18年12月
■ 従業員数 20名
■ ホームページ https://www.kawamuracl.jp