愛用しているスマートフォンやお気に入りの高級バッグが傷付いて、ショックを受けた経験は誰しもあるだろう。そんな悲劇を生まないための事業を展開している、株式会社うずもが運営するレザーグラシオン本厚木店。特殊なコーティング技術により、あらゆる製品の耐久性を高め、抗菌・防臭・防水の効果も付加できるという。小林準代表取締役に、コーティングの詳しい解説や仕事への思いなどについて、じっくりと語ってもらった。
愛用品を傷から守るガラスコーティング
小林 スマートフォンやタブレット、時計や靴、バッグ、財布、メガネなどあらゆる製品に施工できます。ご自宅のフローリングにもコーティング可能ですよ。
阿部 大切な物や高級品を傷や劣化から守れるわけですね。コーティングに用いる溶剤や技術はどのようなものなのか気になります。
小林 無機溶剤をメインで使用しています。何万回も塗ると防弾ガラスにもなる溶剤で、硬さが得られることが特徴ですね。硬い製品には塗り込む手法を用いますし、布や皮なら吹きつけという技術で塗布していきます。実際に施工したスマートフォンを見てください。
阿部 塗っているのがわからないほど薄いですね。触り心地もスムーズです!
小林 10μにも満たないガラスの膜で、もともとのガラス面にある細かな凹凸を埋めていくイメージです。ですから、非常に薄いのに耐久性が格段に向上して画面を保護できるんです。指紋も付着しにくく、仮に汚れてもサッと拭くだけで簡単に落ちますよ。コーティングには銀やチタンも用いているので抗菌・防臭効果も高いです。