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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新鮮な手切り肉を焼肉で 分厚い牛タン塩は必食!
焼肉 竹馬 代表 板坂篤

 
プロフィール 京都府出身。鮮度にこだわる焼き肉店に勤務。コロナ禍で客足が減り、鮮度が落ちた肉を提供せざるをえない状況に疑問を抱き、独立を決意。2023年1月、地元である宇治市にこだわりを詰め込んだ焼肉 竹馬をオープンした。分厚い牛タン塩や2種の味が楽しめるハラミが二大看板メニュー。肉の質の高さや豊富な一品料理が評判を呼び、リピーターも多い。【ホームページ
 
 
 
京都府宇治市の近鉄京都線大久保駅近くに、2023年1月に開業した焼肉 竹馬。板坂篤代表は「良質な肉をその日のうちに提供する」という目標を達成するため、一人で厨房に立ち新鮮な肉を手切りでさばいている。厚さが他店の3倍はある一番人気の「牛タン塩」やオリジナルの冷麺など、こだわりに満ちたメニューと隠れ家的な雰囲気で早くもリピーターが続出。店に立つのが楽しいと語る板坂代表の焼肉に懸ける情熱に迫った。
 
 
 

良質な焼肉を提供するため地元・宇治で開業

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 焼肉 竹馬さんは2023年1月に開業したばかりという新進気鋭の焼肉屋さんだそうですね。小ぶりで落ち着きのある店内はゆっくりと過ごせそうです。さっそく、竹馬さん開業のいきさつからうかがいましょう。
 
板坂 私は以前から焼肉店に勤めていまして、以前働いていた店は規模が大きく、新鮮な肉をどんどんさばいて出すことを重視していたんです。ただ、コロナ禍に入ってからは客足が遠のき肉を余らせてしまう日が増えました。時間がたって黒くなり始めた肉を、タレにからめてごまかしながら提供する時期が続いたんです。
 
タージン 焼肉に情熱を注ぐ板坂代表には、耐えられない状況だったのでは。
 
板坂 おっしゃる通りです。売り上げのために不誠実な仕事をすることに疑問を感じ、地元である宇治に戻って、自分で良質な焼肉店を立ち上げようと決意し、当店をオープンしました。この店では、私が厨房から接客まで一人で切り盛りしているんですよ。
 
タージン たった一人での独立に不安はありませんでしたか。
 
板坂 もちろんありました。いくら自分がやりたい方向性で開業しても、16席と席数も少ないし、本当にお客様に支持していただけるか不安でした。しかし、思い切ってチャレンジしたところ大勢の方に来店していただけるようになり、リピーターの方も多く、想像以上に好調なスタートを切ることができたんです。