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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

企業経営をサポートし 90%以上を黒字経営に
税理士法人日野上総合事務所 代表社員 日野上達也

 
プロフィール 大阪府出身。税理士事務所を営む父親の姿を見て育ったことから、税理士の仕事に憧れを持ち、周囲からもその道に進むことを望まれていた。関西大学商学部卒業後、大学院に通いながら税理士事務所に勤務し、実務経験を積む。その後、父親が経営する税理士事務所に入所。2005年に税理士法人日野上総合事務所を設立し、代表社員に就任した。【ホームページ
 
 
 
経営者にとって切り離せない税務関係の手続き。信頼できる税理士事務所に依頼することで負担が軽減される。大阪市に拠点を構える税理士法人日野上総合事務所の代表社員、日野上達也氏がモットーとするのは、「健全な経営で利益を出して黒字に導く」だ。その高い実績は、クライアントの90%以上が黒字経営という数字に表れている。さらに近年は、AIを活用して作業を効率化し、時間をより有効に使う流れを生み出している。
 
 
 

父親の税理士事務所を、主体的に引き継ぐ

 
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インタビュアー 能見篤史(野球解説者)
能見 大阪市平野区にある税理士法人日野上総合事務所さん。日野上代表は、B-plusに3回目のご登場ですね。あらためて、現在の道に進まれた経緯から教えてください。
 
日野上 当事務所はもともと、1968年に私の父が立ち上げました。私は親から「税理士になりなさい」と言われて育ちましてね。関西大学を卒業後、周囲の期待に応え、税理士になったというわけです。
 
能見 お父様のご期待を背負って歩んでこられたのですね。
 
日野上 はい。ただし父に言われたからではなく、自分自身、小さな頃から税理士の仕事に憧れがありました。仕事熱心な父の姿を見て、自分も同じ仕事について、社会に貢献したいと考えていたんです。ですから大学卒業後は大学院に進むと同時に、実務経験を積むため、ほかの税理士事務所で3年ほど働いたんですよ。
 
能見 ちゃんと下積み生活を経てから、お父様の事務所に入られたと。
 
日野上 ええ。そうして税理士資格を取得してから、正式に入所しました。そして2005年に法人化し、代表社員になった次第です。
 
能見 歴史ある税理士事務所を引き継ぐ準備を整えて、着任されたのですね。日野上代表の堅実さが伝わってきました。