畑山　素晴らしい姿勢です！　それにしても、ものを修復するとなると、美的センスも問われそうだなぁ。
 
岡田　私としては、美的センスよりも大切なのは、職人としてあきらめない心だと思っています。「これは無理だ、直せない」と思ってしまったら、そこから先には進めません。ですので、「本気で直す」という姿勢を貫くようにしています。
 
畑山　あきらめずに挑戦することが大切なんですね。実際にリペアをお願いするとなったら、どのような流れになるんですか？
 
岡田　基本的には画像データを送っていただき見積りをさせていただきますが、お客様のご要望があれば、現地に赴いてからの見積もりとなります。その際にお客様が一度検討されることもありますし、その場ですぐに施工という流れになることも。飛び込み案件も非常に多いですね。料金設定に関しては、お客様にできるだけ負担とならないよう、時間料金にしているんです。ダメージの状態を見て、どれくらいの時間がかかりそうかを想定し、できるだけフットワークを軽くして対応できるよう意識しています。
 
畑山　その場でフローリングやサッシのキズがきれいになっていく様子を見ると、お客さんも感動するでしょうね。