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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

特殊・大型の現場も対応
結束力が光る足場工事

 

現場叩き上げで力をつけ開業へ

 
吉井 馬場代表ご自身はこの仕事をいつ頃から始められたんですか。
 
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馬場 16歳のときに鳶職人の同級生から「一緒に働こう」と誘われ、彼の父親が経営している建設会社に入りました。実をいうと、当初はあまり気が進まない状態で就職したんです。ところが現場に出ているうちに意外と慣れてきて、気が付いたら10年以上やっています(笑)。
 
吉井 だんだん現場仕事が楽しくなってハマったんですね(笑)。このお仕事のどういうところに魅力を感じ、ここまで続けていらっしゃるんですか。
 
馬場 勉強する機会が尽きないことが、やりがいになっているんだと思います。足場自体、何種類も組み方があるんですよ。建物によって適切な種類を考えて組む必要があるので、仕事をすればするほど勉強になり、好奇心を刺激されます。
 
吉井 足場にいろんな種類があるというのは知りませんでした。確かに幼稚園や商業施設など変わった形の建物もありますよね。地面も必ずしも平らとは限らないので、けっこう頭を使いそうです。
 
馬場 おっしゃる通りです。一般的に、足場仕事というと現場仕事の印象がどうしても大きいもの。でも、実は図面を見て構造を考える能力、組み方をイメージする想像力がないと、スピーディに足場を組むことができないんですよ。
 
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吉井 大変であるぶん、おもしろさも詰まったご職業なんだろうなぁ。馬場代表は10代の頃から、足場を組むための構想力を身に付けてこられたわけですね。
 
馬場 はい。先輩方には年上の人が多く、皆さん非常に厳しかったものの、おかげさまで確かな技術と知識が身に付きました。社会人としての礼儀やマナー、モラルなども教えていただいて非常に感謝しています。
 
吉井 素晴らしい先輩方に恵まれたんですね。独立されたのはいつ頃でしょう?
 
馬場 20歳のときに独立しました。今度は私が後輩を引っ張っていく番になるので、学んできたことをしっかり活かし、より良い会社にしていきたいと思っています。