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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“心”と“身体”を癒す
出張サロンと店舗運営

 

企業を対象とした出張サロンサービス

 
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和菓子づくりや手相占いなど多彩な講座を開講
岩崎 こちらのサロンはJR水道橋駅からも近いですし、近隣のオフィスで働く会社員の方にとっては、仕事の疲れを癒すのにとてもありがたいのではないかと思います。
 
関口 実はそれも、このリラクゼーションサロンを始めた大きな理由の一つなんです。というのも、もともと弊社が手がけている出張カルチャー教室サービスである「デリカルチャー」は、住宅展示場や商業施設などで実施するイベントをはじめ、老人ホームなどの福祉施設や大学の公開講座のほか、一般企業の福利厚生などとして会社のオフィスに出向いて行っています。その中で弊社が力を入れているのが、この企業向けのサービスなんですよ。
 
岩崎 つまり、このサロンと同じく企業で働く方々へのサービスというわけですか。
 
関口 おっしゃる通りです。習い事としてセミナーやワークショップなどで学んでいただくだけでなく、社員同士の交流、コミュニケーションを活性化させる目的として行っています。弊社ではこれをオフィス・カルチャー・コミュニケーションから、「オフィカルケーション」という言葉をつくって展開しており、それに関連してオフィスへの出張サロン、「ビジサロン」というサービスも手がけているんです。
 
岩崎 リラクゼーションの施術を会社で受けられるのは、忙しくて店舗まで足を運べないという人には嬉しいでしょうね。
 
関口 それに、施術によって身体がすっきりするだけでなく、セラピストとのちょっとした会話や雑談によって、なかなか社内では言えない愚痴やストレスを吐き出せるような場を提供したいと考えています。
 
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岩崎 それは良いですね。心のケアも身体の健康と同じくらい大事だと思います。私も大学時代に心理学を学び、10代の頃からアスリートとしてメンタルトレーニングも行っていたので、その大切さもよくわかります。でも、一般的にはまだまだ、カウンセリングを受けることに対して抵抗感を持つ人が多いですよね。
 
関口 その通りで、欧米では心の健康を維持するためのカウンセリングが一般的になっているものの、日本では自身の心の病を認めたくない人や世間体を気にして相談できないという人も少なくありません。そこで、もっと気軽にストレスも発散でき、心も身体もケアできるサービスを提供したいと思っているんですよ。