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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

全員野球の精神で! 群馬の建築業をリード
株式会社 遠藤建築 代表取締役 遠藤準太

 
プロフィール 群馬県出身。大学卒業後、建築会社に就職して3年間修業を積む。その後、さまざまな事情から収入を増やす必要が生じ、一時はコンビニエンスストアでの接客や清掃業など複数の仕事を掛け持ちする。苦労を重ねながら経験を積んで30歳で独立。(株)遠藤建築として法人化も果たした。社員とその家族も守るという責任感のもと、完成度の高い施工に取り組んでいる。【ホームページ
 
 
 
水回りやリフォーム、新築まで、住まいに関するあらゆるニーズに対応している株式会社遠藤建築の遠藤準太代表取締役。20代は寝る間も惜しんで働き、技術を磨き資金を貯め、人脈を構築し、30歳で独立した。苦労を乗り切れたのは高校野球で培った“楽しむ”精神だと言う。従業員やその家族一人ひとりを守る姿勢はまるで野球監督のようだ。建築業界の改革にもつながる進取の会社づくりも含め、遠藤社長の取り組みに迫った。
 
 
 

野球を通じて心身を育てる

 
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インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
鶴久 水回りのリフォームや内装リフォームなど住宅工事を幅広く手がけておられる株式会社遠藤建築さん。遠藤社長は建築業界一筋でいらっしゃるそうですね。
 
遠藤 はい、かれこれ16年ほどのキャリアになります。現在は沼田市を中心に群馬県全域でご依頼を承っております。住宅工事全般、特に木造住宅と水回りの施工には自信がありますね。
 
鶴久 なんでも、お父様も建築業界にいらしたとか?
 
遠藤 そうなんです。父もこの地域で建築関係の仕事をしていました。ここ沼田市は、私の地元でしてね。学生時代は野球一筋でしたよ。
 
鶴久 私も野球部でした! 昔は気合と根性が重視されていたから、練習も大変でしたよね(笑)。
 
遠藤 はい、大好きな野球が嫌いになりかけたほどでしたよ(笑)。私は群馬県の強豪校に通っていて、何度か頭にボールが当たり、高熱が出て病院へ運ばれたこともあります。大変な経験をしましたが、かえって精神的にも肉体的にも鍛えられたといえるかもしれません。
 
鶴久 若い頃の野球経験によって、遠藤社長の身も心も強くなったわけですね。