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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの運動能力を高め 成長を促す運動教室!
ARPS 代表 高橋哲以

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 奈良県生駒市の運動教室・ARPS(アープス)さん。高橋代表の歩みから教えていただけますか。
 
高橋 私は体育大学を卒業した後、特別支援学校の教諭やフィットネスクラブのインストラクターを経て中学校の体育教師になりました。そのときに、生徒の平均的な運動能力が昔よりも低下していることに驚いたんです。外で遊ぶ機会が少なくなったことで、基本的な平均体力が落ちているだけでなく、「バスケは得意だけれど跳び箱はできない」というように運動能力が偏り過ぎている点に問題を感じました。それで、自らの力で子どもの運動能力を伸ばそうと決意して、当教室を立ち上げたんです。
 
狩野 なるほど。ではその体力的な偏りを改善してくれるのが、この教室というわけですね。
 
高橋 はい。当教室は運動神経を伸ばし、すべてのスポーツの土台となる体力の底上げを目的に、3歳半から小学生までのお子さんを指導しています。コースは習熟度に応じて分け、コーディネーショントレーニングをベースに、独自のプログラムで体を動かす中で、チャレンジすること、ルールに従って仲間とコミュニケーションを取ることの楽しさを知ってもらいます。
 
狩野 コーディネーションとは運動神経のことですよね。それを鍛えてくれるんですか?
 
高橋 はい、目や耳や皮膚から入った情報を脳で処理し、動くための指令を体に伝えるコーディネーション能力を高めることで、頭で考えたとおりの動作が瞬時にできるようになるんです。当教室ではリズム・バランス・反応など7種類のコーディネーション能力を養い、体を動かすセンスや専門種目を選んだ際の成長スピードを高めていきます。
 
狩野 すべてのスポーツの土台となる体力や運動神経を伸ばしてくれるということが、よくわかりました。指導をするうえで、心がけていることも教えてください。
 
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高橋 同じ運動を続けていると飽きてしまうのが子どもの特性です。ですから、メニューに細かく変化を付けることを大事にしています。また、私たちが指導の準備をしている間も別の運動をしてもらうなど、“遊び感覚”でたくさん動いてもらえるように工夫していますね。今後はレッスンという形だけでなく、私たちが空き地で自由に遊んでいた環境を復活させる活動にも取り組むつもりです!
 
狩野 運動は脳の発達にも欠かせないものです。これからも子どもの成長を助けてあげてくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
新しいことを考案し、それを仕事に取り入れながら挑戦し続ける。それが仕事の楽しみです。
(高橋哲以)
 

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