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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

食品ロスを削減! 沼津の地魚が自慢の食堂
Restore合同会社/まるが港食堂 代表社員 高橋久美子

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 静岡県沼津市で魚河岸食堂「まるが港食堂」を運営するRestore(レストア)合同会社さん。私も昔から釣りが趣味でして、何より魚が大好きなんですよ(笑)。沼津港にも、仕事やプライベートでよく来ています。なので本日はお話をうかがうのを楽しみにしていましたよ。御社では、除菌やウイルス対策にまつわる事業も行っているとのことで、まずはそちらのビジネスを展開するに至ったきっかけからお聞かせください。
 
高橋 私はもともと会社員として働いていたものの、勤務していた会社が倒産してしまいまして。新たな職を探していたところ、ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めたので、マスクの生産会社に就職したんです。それを機に何かほかにもウイルス対策でできることはないかと考えていたところ、画期的な除菌剤と出合いましてね。「これだ!」と思った私は、その除菌剤を使ったウイルス対策事業に乗り出したんです。
 
名高 なるほど。それはどのような除菌剤なのでしょう。
 
高橋 食品添加物でできた、ほぼ天然素材の安心・安全な除菌剤です。これを除菌したい場所へスモークマシンを使って噴霧していきます。私たちは「ウイルスバズーカ隊」としてこのマシンを携え、ウイルス対策でお悩みの全国の方々のところを回っているんですよ。
 
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名高 それは心強いなあ。では、まるが港食堂を運営することになったきっかけもうかがいます。
 
高橋 もともと別の方がまるが港食堂を運営していたものの、あるとき閉店を考えていると聞き、何とかしたいと思いお店を承継しました。身内が千葉県・九十九里で漁業を営んでおり、幼い頃から海や水産物を身近に感じていた私は、この魚河岸食堂を放っておけなかったんです。沼津には知人も多いですしね。
 
名高 そういういきさつがあったのですね。食堂の一押しメニューは何でしょう?