大城 私は高校生のときにENEOSでアルバイトをしていて、洗車資格などを取得しました。その後社員になりましたが、大手なので私の意見が通りにくく、仕事に面白味を感じなくなってしまったんです。それで、職人を目指して建築の内装業に方向転換しました。その2年後には独立したものの、自分には営業のノウハウが足りないなと感じましてね。それで、リフォーム会社に転職しました。1年勤めて独立し、面白味を感じられる仕事を追求したい気持ちが強くなり、昨年2021年にデリバリー洗車事業をスタートさせたんです。
鶴久 ガソリンスタンド勤務からスタートし、建築業でさまざまな社会経験と営業知識を得て、やりたい仕事をするためにデリバリー洗車専門CarZを立ち上げたわけですね。こちらに来る際、この地域での生活に車は必需品という印象を受けました。市川営業部長、いかがですか。
市川 おっしゃる通りです。主だった交通手段は車なので、月に2~3回洗車する人もいるくらいです。それと高齢化が進んでいて、80代の方で免許を更新する方も少なくありません。お子様連れの方が洗車のためにガソリンスタンドに行くのも大変ですし、結局は車がないと生活に支障が出る地域ということで、我々のビジネスチャンスにもつながってくると考えています。
田所 そこが我々の狙いでもあります。ご自宅や駐車場などご指定の場所までご訪問するスタイルの手軽さと、有資格者が手作業で洗車する品質の高さが強みです。さらに安心面の担保として、車のキーを預からないようにしています。
鶴久 新ビジネスの印象で素晴らしいです。車の洗車を通して、メンテナンスなどもいろいろと頼まれそうですよね。