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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アメリカで培った技術で 車両をカスタムペイント
HAMMAR DESIGN 代表 濱岡俊之

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 車のカスタムペイントをはじめ、ハイブリッドカーのバッテリー交換専門店や建設塗装なども展開されているHAMMAR DESIGN(ハマーデザイン)さん。まず、濱岡代表のこれまでの歩みを教えてください。
 
濱岡 90年代の自動車ブームにも影響され、20歳で車業界に入り、修理や板金塗装に携わっていました。あるときカスタマイズした塗装を行ったところ、お客様がとても喜んでくださいましてね。その反応が嬉しくて、“直す”より“つくる”に力を入れたくなり、カスタムペイントの道へシフトチェンジしたんです。
 
矢部 よりクリエイティブな方向に舵を切られたわけですね。ご自身が本当に好きなものをお客さんに届けたいと思われるようになったと。
 
濱岡 そうなんです。お一人おひとりの車に合わせてペイントしたいと志し、29歳のとき、先輩とカスタムショップを開業し、カスタム部門としてHAMMAR DESIGNをスタートさせました。その後、32歳で本気で修業するために渡米もしたんですよ。
 
矢部 えっ、カスタムペイントを深く学ぶためにアメリカへ?
 
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濱岡 はい。アメリカには、“一生をかけて自分だけの車をつくる”という文化が根付いていますし、いわばカスタムペイントの本場です。私は、その本場アメリカでも超有名なアーティストであるスティーブディマン氏のもとで、約2年間みっちり経験を積ませてもらったんですよ。次第に、たくさんのご依頼をいただくようになったこともあり、カリフォルニアで起業を果たしました。その後、2015年の36歳のときに、日本国内で現在のHAMMAR DESIGNをあらためてオープンしたんです。
 
矢部 本場のアメリカ仕込みの技術が強みなんですね! それにしても、海外で武者修行までしてカスタムペイントを突き詰めている方は、珍しいと思いますよ。
 
濱岡 アメリカまで出向いてカスタムペイントを学んだ日本人は、もしかすると私だけかもしれません(笑)。コロナ禍前は、お客様と訪米することもありました。本場のカスタムペイントからカルチャーまでを体感していただき、同じ価値観を共有したうえで施工に取りかかり、一緒にお車をカスタマイズしていく感覚です。
 
矢部 ご一緒にアメリカまで行かれたとは驚きです! ちなみに、印象的だった施工事例はありますか。