営業代行といえば通常、新規顧客獲得や契約獲得といった業務を企業に代わって行うことを想像するだろう。合同会社YOLC（ヨル）はそういった一般の営業代行にとどまらない、クライアントのあらゆるニーズに応える業務の代行に力を尽くしている。さまざまな案件をこなす土台となっているのが、多様な業界をみてきた大西祐太郎代表社員の豊富なキャリア。そんな大西代表に今までの歩みから仕事に対する思いまでを語ってもらった。
飲食業や不動産業など多様な経験を積む
インタビュアー 畑山隆則（元ボクシング世界王者）
大西 学生時代から独立を考えており、経験を積むべく大手飲食チェーンに新卒で入社しました。その3年後に独立を果たしカフェバーを立ち上げたものの、やむを得ず店を閉めることになりまして。心機一転、不動産業界に転職し、営業職に従事したんです。おかげさまでお客様とは良い関係を築くことができ、次第にご子息・ご息女の結婚や後継ぎについて相談されることが増えてきました。その経験を活かし、結婚相談所を立ち上げたんですよ。ただ、結婚相談所を運営する傍ら、不動産業界にいたことで、企業様から本社を建てるのに良い立地を探してほしいなどという依頼も受けることもあったんです。それならさまざまな業務を代行するビジネスを別会社として始めるべきではないかと考え、YOLCを設立しました。
畑山 それはおもしろい展開だなあ。YOLCさんの業務について、より詳しくおうかがいしていきましょう。
