インタビュアー 矢部美穂（タレント）
木野内 20歳から約5年間、自動車メーカーのテストドライバーを務め、その後はコンビニエンスストアの店長、製パン会社の社員、ゴルフ練習場のスタッフ等を経験しました。そして28歳から22年にわたり大手宅配業社の社員として勤めた後、当院を開業したんです。
矢部 ご経験豊かですね！ もしかして前職で体を壊して辞職なさったのでしょうか。
木野内 実は、テストドライバー時代にぎっくり腰になり、痛みに耐えながら仕事を続けた結果、32歳の時に歩行困難になってしまったんです。完治を目指して摸索する中、骨盤調整法という施術に出合いました。1ヶ月ほどで改善し、今は痛みもなく過ごせています。そうした経験から会社員のかたわら整体について学び、整体療法師、つぼ療法師等の資格取得後、配達先の農家の方々などにサービスとして施術していました。次第に人数が増え、休日に1日がかりで診るようになってきたため、整体に専念する決意をしたのです。
矢部 評判が評判を呼び、周囲の求めに応える形で独立されたのですね。それだけ地域の方々の信頼も厚かったのですから、さぞかし退職される時は惜しまれたでしょう。
木野内 ありがたいことに、「木野内が欲しいというセンターや課はいくらでもあった。好きな部署に行かせることもできたのに」と上司に言われましたね（笑）。でも決意は変わりませんでした。私は体の痛みに悩む皆さんを改善に導き、喜んでもらえることが何よりの幸福なんです。
木野内 一般的な整体に、自分の体験をベースに考え出した施術法を取り入れています。価格もリーズナブルに設定していますので、気軽に長期間通っていただきたいですね。実際、改善後も定期的に来られる方が多いですし、その方が他のお客様を連れてきてくださり、ありがたい限りです。
矢部 価格面はもちろん技術面においても、ご自身が心身の痛みをご経験したからこそ、より良心的な取り組みにつながっているのだと思います。今後もますますファンが増えるでしょうから、痛みに苦しむ多くの方々を温かなその手で救ってあげてくださいね。
「仕事を楽しむ」とは‥
自分は人と触れ合うことや会話をするのがとても好きなので、今の仕事は自分に向いていて大好きなんです。自分の好きなことに取り組める仕事を見つけると、本当に楽しいですよ。
（木野内宗）
