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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ウレタン加工に留まらず 顧客に親身な事業を展開
岡崎ウレタン群馬株式会社 代表取締役 冷水博仁

 
プロフィール 鹿児島県出身。大学卒業後、世界的な大手自動車タイヤメーカーの子会社に就職。8年間、営業職としてものづくりの最前線でノウハウを積んだ。2008年に父親が3代目代表取締役を務める岡崎ウレタン群馬(株)に入社し、2018年に4代目の代表取締役に就任。九州に生産拠点、東京に営業拠点を設立するなど事業の拡大に尽力し、ウレタン加工以外の分野にも、積極的に取り組んでいる。【ホームページ
 
 
 
「岡(オカ)ウレ」の愛称で親しまれる、岡崎ウレタン群馬株式会社。社名の通り、得意とするのはウレタン加工だ。1985年の創業以来、高品質のウレタンパーツを提供し続け、自動車や建築関係、電化製品のメーカーから厚い信頼を寄せられてきた。そして近年は、そのものづくりへの情熱からウレタンを加工する業務以外の分野にも活躍の幅を広げている。2018年の代表取締役への就任以来、飽くなき挑戦を続ける冷水博仁氏に話を聞いた。
 
 
 

意外と身の回りで活躍するウレタン素材

 
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インタビュアー 鎮西寿々歌(タレント)
鎮西 群馬県伊勢崎市に本社を構える、岡崎ウレタン群馬株式会社さん、通称“岡ウレ”さんにお邪魔しています。岡ウレさんではウレタン加工のほか、フェイスシールドの製造もなさっているとか! 
 
冷水 はい。ウレタン加工では断熱、防音、吸音、緩衝材などを製造しています。これらの製品は建築や自動車、電化製品で使用されているんですよ。ほかにも、スポンジたわしや足指パッド、魚の目パッドなどの生活用品もつくっていまして。全国展開している大手100円ショップなどでも販売されています。
 
鎮西 私たちにとって身近なものも製造されているとは意外でした! しかも、全国で販売されているとは。ウレタンって本当に幅広い分野の製品に使用されているんですね。
 
冷水 そうなんです。ある時は、某国民的アイドルグループや大人気の男性歌手グループのイベントの際に用いられる、缶バッジ用の製品を手がけたこともあります。また、テレビ番組でよく見かけるドッキリの企画で落とし穴に落ちた際に穴の中で敷き詰められている緩衝材、あれもウレタンですね(笑)。
 
鎮西 そうだったんですね! じゃあ私が今後ドッキリで穴に落ちたとき、「このウレタンをつくったのは岡ウレさんかな?」って逆に喜んでしまうかも(笑)。