ボランティア活動をきっかけに福祉業界へ
小野 私が大学生のときに、教員を目指す傍らボランティアとして福祉活動に取り組み始めたのが、この業界に触れた最初の機会でしたね。私がボランティアとして参加させていただいた施設では、自閉症や知的障がいを持つ子どもたちの支援を行っていました。その中で彼らと時間を共有するうちに楽しさを感じるようになったんです。
内山 もともとボランティアとしての活動がきっかけだったんですね。
小野 はい。私は活動を通じて子どもたちの純粋さに触れ、その根底には彼らにしかない能力があると気付きました。それで、彼らの能力をもっと引き出せるような取り組みがしたいと考え、本格的に福祉の業界に携わるようになったんですよ。もともと、両親は私に教員になってほしいと考えていて、今でもその気持ちは消えていないようです。でも、私はいつか両親にも認めてもらいたいという思いもあり、この仕事をずっと続けています。
内山 なるほど。小野社長のお話から、障がい者福祉の仕事に対する誇りを感じますね。それでは詳しい事業内容についてもうかがっていきたいと思います。