豊田 すまいるは放課後等デイサービスに加え発達支援を行う福祉サービス施設で、0歳から18歳までのお子さんを対象にしています。学生さんは、放課後のほか夏休みなどの長期休暇中にも通っていただけますよ。支援カリキュラムには、お子さん一人ひとりの状態や特性に応じて、基本活動と併せて個別の療育計画を作成する、「JKS(ジェーケーエス)カリキュラム」を導入しています。
タージン 個別の療育計画とは非常に興味深いですね。そのJKSカリキュラムには、具体的にどんな療育メニューがあるのか、詳しく教えていただけますか?
清水 記憶や言語理解、判断など認知機能の基礎を養うための「記憶・認知トレーニング」や、指を使った作業を通じて集中力や忍耐力を伸ばす「指先トレーニング」、公共機関を使って移動したり、外出したりすることで社会性やコミュニケーションスキルを身に付ける「社会性プログラム」などをご用意しています。
タージン 幅広いプログラムでお子さんの個性に合わせた療育が可能なんですね。ところで、豊田代表が放課後等デイサービスをオープンした背景が気になります。
豊田 以前、相談支援員として働いていたときに、障がいを持つお子さんのご家族から「ただ預かっているだけで子どもを成長させようとしない」などといった、放課後等デイサービスに対する不満をたくさんお聞きしました。それなら自分が子どもの個性を伸ばし、発達を促すような施設をつくろうと、すまいるを立ち上げたんです。
タージン 自ら施設をつくるのは簡単じゃなかったでしょう? 素晴らしい行動力と情熱ですね。
豊田 実は私にも発達障がいを持つ息子がいるんです。私が子育てしていた頃は、今ほどきちんとした療養プログラムもなかったため、試行錯誤で息子を育ててきました。なので、障がいを抱える子どもを持つ親御さんの気持ちはものすごく理解できますし、だからこそ力になりたかったんです。すまいるでは、障がいを持つ方のご家族が気軽にご相談できるよう、情報提供や助言などを行う相談支援事業所も併設しているんですよ。
タージン 自ら施設をつくるのは簡単じゃなかったでしょう? 素晴らしい行動力と情熱ですね。
豊田 実は私にも発達障がいを持つ息子がいるんです。私が子育てしていた頃は、今ほどきちんとした療養プログラムもなかったため、試行錯誤で息子を育ててきました。なので、障がいを抱える子どもを持つ親御さんの気持ちはものすごく理解できますし、だからこそ力になりたかったんです。すまいるでは、障がいを持つ方のご家族が気軽にご相談できるよう、情報提供や助言などを行う相談支援事業所も併設しているんですよ。