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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

意匠と構造の両面から 安全な理想の家をつくる
株式会社ウィステリア一級建築士事務所 代表取締役 藤江俊彦

 
プロフィール 神奈川県出身。東海大学工学部建築学科を卒業。ゼネコンに入社し、ビルや商業施設、マンションなどの大型建築の構造設計を数多く手がけた。2012年に独立し、(株)ウィステリア一級建築士事務所を設立。一級建築士と構造設計一級建築士の資格を活かし、戸建て住宅を中心に設計を行う。女性の一級建築士を採用するなど、建築業界における女性の活躍も積極的に応援している。【ホームページ
 
 
 
地震や台風など自然災害が多い日本の家づくりには、建物の強度に深く配慮しなければならない。とはいえ、いくらしっかりとした家でも、デザインがいまいちだと購入する気にはなれないだろう。安全性とデザイン、その両方から理想通りの家を設計してくれるのが、株式会社ウィステリア一級建築士事務所だ。一級建築士と構造設計一級建築士の資格を併せ持つ、日本でも数少ない存在である藤江俊彦代表取締役に話を聞いた。
 
 
 

建築業界で30年以上活躍する一級建築士

 
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インタビュアー 鈴木尚広(野球解説者)
鈴木 株式会社ウィステリア一級建築士事務所の藤江社長は、この道30年以上の大ベテランだそうですね!
 
藤江 はい。東海大学工学部建築学科を卒業後はゼネコンに入社し、ビルや商業施設、マンションなど、大型建築の構造設計を担当してきました。小さい頃から計算が好きだったので、建物の強度などを算出する構造設計は自分の天職だと感じていましたね。
 
鈴木 現在はどのような仕事を手がけているのですか?
 
藤江 戸建ての木造住宅が中心です。構造設計のみだと、鉄骨や鉄筋コンクリート構造の建物も受注しています。
 
鈴木 構造設計のみ、というのはつまり、間取りのデザインなどとは別に、構造設計という分野が存在するのですか?
 
藤江 その通りです。そして、デザインの設計と構造設計の両方を行えることが弊社の特長なんですよ。
 
鈴木 それは興味深いですね! ぜひじっくりと話をうかがいたいです。