チームワークの仕事に憧れ鳶職人に転身
中村 私はもともと部活でスポーツを続け、体を動かすことが好きだったこともあり、建設業界に足を踏み入れ、18歳で斫り工事の職人になりました。その後も内装工事やサッシ工事などを経験する中で、すぐ鳶に憧れるようになったんです。鳶は、絶対に一人ではできない仕事ですよね。チームワークで取り組む鳶職人の姿を見て「かっこいい」と感動したんです。
内山 なるほど、それで、新たなチャレンジを始めたわけですね。
中村 はい。20歳のときに鳶職人に転身しました。私は同じ環境や作業を続けることにマンネリを感じるタイプなので、県外の会社にも飛び込みで自分を売り込むなどして、多くの企業に勤めてさまざまな経験を積んできたんです。やがて、自分が納得できる環境でより良い施工をするため、個人で建設業の許可を取り27歳で独立しました。