伊集院 以前はIT企業に勤めており、新規事業の開発担当として日本語学校の立ち上げに携わっていました。ただ、もともと独立願望が強く、特に「日本のためになる仕事」を追求したいという思いを抱いていたんです。具体的に何をすればいいか考えていたある日、駅で政府機関の看板に書いてあった「誰一人取り残さない」というキャッチコピーを見て衝撃を受け、福祉事業での起業を意識しました。
水野 日本語学校も、十分に日本のためになる事業ではありませんか?
伊集院 確かにそのとおりです。とはいえ、日本語学校は学業や就業で海外から来日する人を受け入れる施設ですよね。では、日本国内で取り残されるのはどういう人たちか、そこを考えた結果、障がい者の雇用をつくることが大切だと考えたんです。
水野 なるほど。しかし、福祉事業の経験がなかった伊集院代表がこうして起業なさるには、ご苦労も多かったことでしょうね。
水野 ようやく念願が叶い福祉事業の第一歩を踏み出すことができたのですね。おめでとうございます! それでは、ワークスペースQULEBOさんならではの強みや特長をお聞かせください。