プロフィール 大阪府出身。20歳で1児の母となり、同時期に大手化粧品メーカーの販売員として働く。以後、父との突然の死別やシングルマザーとしての苦労を乗り越えながら、美や健康に関わる仕事に従事し、セラピストに。個人でトータルボディケアマッサージサロンなどを経営し、2017年に(株)Liberteを設立。2018年に東京と大阪でオープンするサロンでは、セラピストの養成も手がける予定だ。
心身のバランスを整えることに主眼を置いたトータルボディケアマッサージで、これまでに多くの人の体の悩みを解決してきた株式会社Liberte(リベルテ)の阪本和代代表取締役。美容や健康の業界に従事し続けて27年というキャリアを経て、2018年からはセラピスト養成事業をスタートさせる。セラピストとして新たな展開を目の前に控えた今、阪本流メソッドの根幹をなす経験や、養成事業にかける思いを熱く語ってくれた。
美と健康に携わり27年のキャリア
阪本 美容に関する仕事は、1991年に化粧品の販売員を始めたことが最初でした。もう、27年も前になりますね。当時は子どもが生まれたばかりだったので、主婦をしながらでも続けられる仕事を探して行き着きました。でも、続けるうちに美や健康に携わることがおもしろくなって、特にセラピストにやりがいを感じたんです。そこで、個人でトータルボディケアマッサージサロンを開き、7年間運営しまして。その他、酸素カプセルを導入したサロンの経営なども手がけました。
狩野 美と健康に関わって27年のキャリアをお持ちで、サロンも長らく運営されてきたわけですね。セラピストというお仕事のどこにやりがいを感じておられますか?
阪本 それはやっぱり、自分の施術によってお客様を元気にできるところです。来店されたときは落ち込んでいたお客様が、笑顔で帰られる姿を見ると、私のモチベーションも高まりますね。
狩野 お客さんの喜ぶ姿にやりがいを感じられるとはプロだなぁ。Liberteさんの営むサロンは常連客が多いとお聞きしました。その理由の1つが、お客さん第一の姿勢なのでしょうね。