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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール (たけつな のぶひと)奈良県出身。愛知医科大学医学部卒業後、臨床研修医を経て同大学病院小児科に入局。2013年より奈良県生駒市の二次医療機関で小児科の立ち上げに携わる。2017年、たけつな小児科クリニックを開院。一般小児医療の他、専門外来として、てんかんや頭痛の検査、治療にも対応している。地域の小児科医療の発展を目指し、院内での血液検査、レントゲン検査を可能にし、救急治療にも取り組む。【ホームページ
 
 
 
「小児医療は未来を診ること」と言い切るのは、たけつな小児科クリニックの竹綱庸仁院長。小児科医が少ない地元生駒市の子どもたちの健康を守りたいと2017年に開院し、一般小児科だけではなく、神経疾患やアレルギー疾患、さらには救急対応にも取り組んでいる。広々とした空間にたくさんの絵本が並べられたこだわりの空間は、まるで小さな図書館のよう。一人ひとりの子どもと真摯に向き合う竹綱院長の熱い思いをうかがった。
 
 
 

不安や恐怖のない子どもが安心できる空間

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 奈良県生駒市のたけつな小児科クリニックさんにお邪魔しています。いやぁ、とても開放感があるクリニックですね。何といっても天井が高い! 
 
竹綱 空間づくりには、照度から細かくこだわりました。設計士さんには、某有名テーマパークのホテルのようなイメージで、と依頼したんですよ(笑)。遊園地とまではいかなくても、病院は怖いところというイメージを払拭して、子どもが楽しめる場所にしたかったので。
 
八木 これなら、怖いという印象は全くないですよ。淡い黄色の壁が明るく、空間も広々していますし、とても居心地がいい。絵本もたくさんあって、まるで図書館みたいですね。
 
竹綱 待っている間、子どもたちが圧迫感を感じないようにキッズスペースは広くとりました。絵本もできるだけバラエティ豊かにそろえ、親子で楽しんでいただけるようにしています。
 
八木 これなら子どもたちの不安も吹き飛びそうです。ちなみに、こちらでは小児科以外にはどんな診療科目を?
 
竹綱 一般小児科の他に専門外来として、予約制でてんかんや頭痛などの神経疾患、アレルギー、発達相談の診療、血液検査や脳波検査、レントゲン検査ができる設備を導入し、軽度の救急にも対応しています。