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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

インターネットの裏側で
人と人とをつなげる喜び

 

インターネットで大勢の人とつながりたい

 
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矢部 スマートフォンはもちろん、ケータイもインターネットもない時代からIT業界で活躍してこられた橋井社長。技術の進歩で、ますますお仕事が楽しくなってきたでしょうね。独立はいつ頃のことだったのでしょうか。
 
橋井 2000年4月に滋賀県で独立し、弊社の前身となる有限会社アイブリッジを設立しました。当時は、ソフトウェア開発の受託事業が中心だったんです。やがて千葉県市川市に拠点を移し、現在の社名に変更。業務内容もシステム開発や、ネットサービス事業へ軸足を移していきました。
 
矢部 起業した理由を教えていただくことはできますか?
 
橋井 ソフトウェアを開発する会社に勤務していた中で、私は本格的に普及し始めたインターネットにワクワクしていたんです。1台のパソコンで使うソフトウェアより、インターネットを仕事にして大勢の人とつながりたくなりました。また、それまでの業務で知り合った人たちとの関係を大事にするためにも、あえて独立を選んだんです。
 
矢部 ブログなどインターネットのサービスは、それを開発してくれる人がいるから誰でも使えるようになる。橋井社長もそうしたサービスを提供し、私たちの暮らしを楽しくしてくれるお一人だったんですね。
 
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橋井 そういうことになりますね。起業後は新しいインフラの仕組みをつく上げることに、日々喜びと新鮮さを感じながら仕事に取り組んできました。
 
矢部 ご自分が携わったサービスで、世の中の変化を実感できるのだから、さぞ充実した毎日だったことでしょう。さて、アイブリさんは2016年2月に千葉から東京・渋谷へと移転。スタッフも増員したとお聞きしました。このご決断には、どのような理由が?
 
橋井 私はもともとお客様のオフィスに常駐し、プロジェクトに参加するプログラマーでした。やがて、そうしたプロジェクトのまとめ役になっていったものの、会社はあくまでも私の個人事業だったんです。しかし長年、共にプロジェクトを進めてきた仲間から「一緒にやろう」と声をかけられ、その知り合いの人たちもどんどん集まってきました。そこで、移転をきっかけにスタッフを大幅に増やしたんです。