川上　東京西サトー製品販売株式会社さんは、バーコードプリンタをはじめ、商品にラベルを貼るのに使うハンドラベラー、自動ラベル貼付機といった製品を取り扱っているとうかがいました。私も母とお店を始めてから、ハンドラベラーのお世話になっていますよ（笑）。御社では導入の相談から設置、アフターフォローまで一貫して引き受けていて、工場や物流センター、医療機関、小売店舗など幅広い現場でサービスが利用されているそうですね。
 
横川　はい。もともと父が始めた会社で、私は2代目として社長の職を引き継ぎました。弊社の強みは、組織が小さい分、大企業よりも小回りがきくこと。例えばバーコードプリンタなら、導入先に合わせてソフトウェアをプログラムする作業も機器のトラブルへの対処も、ほとんどメーカーの手を借りずに、弊社の営業担当が全てやってしまいます。
 
川上　それは頼もしいですね！　ところで、横川社長が代表に就かれてから、会社として新たに取り組んでいることがあれば、お聞きしたいのですが。
 
横川　事業内容や商品は、父の代からあまり変わっていません。私がこの仕事に就いて始めたことといえば、ネット販売でしょうか。社長になってからは、事業そのものに関することよりも“働き方”を良い方向に変えていくこと──特に、女性が働きやすい環境にすることを目標にしています。東京都が呼びかけている働き方改革宣言企業に弊社も加わって、積極的に推進しているところです。