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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。大手ゲーム会社勤務を経て、フリーのシステムエンジニアとして活躍する。多忙な毎日を送る中で、エンジニアの人材難と過酷な就労環境の改善が必要と痛感した。また、長年温めていたビッグデータ活用のプランを実行に移すべく、SES派遣支援やビッグデータシステムの開発などを行うアライヴテック(株)を2016年4月に設立し、現在に至る。【ホームページ
 
 
 
ソーシャルゲームの開発者として眺めたビッグデータの動きに大きな可能性を直感し、現実の社会生活から得られる多種多様なデータの中から有用なものを選び出して、医療分野などの新たなサービスに役立てようと開発に取り組んでいるアライヴテック株式会社の星野弘宣代表。エンジニアのSES派遣支援などと合わせた事業展開で、ビッグデータ時代をリードしようと意気込む星野社長に、これまでの歩みと今後についてうかがった。
 
 
 

エンジニアと企業の双方が喜ぶマッチングを

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 アライヴテックの星野社長は、システムエンジニアとしての技術と経験を基盤に、IT、Web関連の開発から、近年メディアでも話題のビッグデータの活用など、幅広い事業に取り組んでおられるそうですね。
 
星野 はい。2016年4月に発足した、まだ走り出して間もない会社です。私自身がゲーム会社に勤務した後、フリーのエンジニアをしてきた中で考えてきたこと、やってみたいと思っていたことを、いよいよ実行する時がきたという気持ちでいます。
 
 まさに、機が熟したわけですね。どんなきっかけがあったのでしょう?
 
星野 1つは、今、コンピュータネットワークや情報を扱う産業全般で、エンジニアが枯渇していると言っていいぐらいの人材難に陥っていることです。仕事はたくさんあっても、それを形にしてくれる人がなかなか見つからない。そういう状況を、自分たちの発想と努力でどうにかしたいんです。具体的には、これまで個人の仕事で広げたコネクションを生かして、優秀なエンジニアをシステムエンジニアリングサービス――SESと呼ばれる委託契約で企業とマッチングし、実際の開発現場に派遣する事業を始めています。