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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 原田龍二(俳優)
原田 新体操スクール、Team Kaida RG(チームカイダアールジー)さん。海田代表はいつ頃から新体操を?
 
海田 中学の頃から器械体操を始め、大学で、まだ世の中に広まり始めたばかりの新体操部に入部。厳しい指導についていくのに必死でしたが、情熱的に教えてくれた先生方や仲間たちに励まされ、大きな怪我もなく続けることができました。卒業後はスポーツクラブに就職し体操や新体操、アスレチックジムを指導し、2009年に独立したんです。
 
原田 幼児クラスからアスリートクラスまで、幅広い年齢層の子どもたちを教えておられるとか。指導の方針を教えてください。
 
海田 子どもたちには、新体操の基本となるところから丁寧に指導しています。例えば、ボールをつく動作ですね。そして音楽に合わせて体を動かす楽しさを学んでもらうんです。また当教室では“女性らしさ”を育てることを大切にしていますので、その中の1つとして足さばきのトレーニングに力を入れています。このトレーニングにより、O脚が改善し姿勢が良くなり、歩き方や立ち姿も美しくなりますよ。
 
原田 新体操といえばスポーツの要素はもちろん、美しさや礼儀正しさも求められますからね。
 
海田 おっしゃる通りです。ですから、技術だけでなくコミュニケーション能力も高める指導に取り組んでいます。しっかり相手の目を見て「こんにちは」「ありがとう」と挨拶する習慣や、年齢が下の子たちを助けることも教えるんです。そういった経験は社会にでたとき必ず必要になりますからね。それに、“礼儀正しさ”と“女性らしさ”には通ずるものがあると思っています。
 
原田 今の学校や日常生活で“女性らしさ”を学ぶ機会はなかなかありません。新体操は、素敵な女性になるために自分を磨くことができる、数少ないスポーツなのかもしれませんね。
 
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海田 それに新体操は、スポーツでありながら芸術性も兼ね備えているところが魅力ですね。技術だけでなくお化粧や髪形などで、どうやって女性らしさを表現するか。そこに自分というものが出るんですよ。それは新体操をやめてからも残り、その後の人生の財産になるはずです。
 
原田 海田代表が最も大事にしているのは、生徒さんたちを人として、女性として成長させたいという思いなんですね!
 
海田 はい。「早く教室に行きたい」と、時間より前に来る生徒さんたちも多くて、やりがいを感じますね。そんな子どもたちがスクールを卒業した後の姿を見ることが、とても楽しみです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分で決めたことは最後までやりとげること。しんどくても、逃げずにやり遂げた先に、楽しさがあるのではないでしょうか。
(海田恵)
 

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