プロフィール 神奈川県横浜市出身。幼稚園からサッカーに取り組み、大学時代は2年間フットサルリーグでプレーした。大学在学中に、ロンドンへ1年間留学。卒業後は、父のもとで不動産業界への第一歩を踏み出し、その後福岡の大手不動産会社で3年間修業を積んだ。エス・ケーホーム(株)の代表就任後は、先代の基本理念を受け継ぎながら、顧客のニーズに合わせた独自サービスも積極的に提供している。【ホームページ】
賃貸管理、仲介、売買を行う総合不動産会社、エス・ケーホーム株式会社。統合前の先代の時代から含めると創業60年以上という老舗である。顧客の求めに最適な物件を提供するのはもちろん、相手が喜ぶか否かを基準に考え抜かれた様々なサービスを提供している。長期間留守にする借り主のためのポスト確認や、雑草抜き、ゴミ拾い――その活動は従来の不動産業の枠にとどまらない。私利私欲ではない姿勢が、長年地域から愛され続けている理由だろう。
海外へ飛び出てもう1人の自分と出会う
杉谷 実は私、昔から三浦さんが憧れで、東戸塚の練習場でサインをいただいたこともあるんです。小学校時代は、三浦さんのフリーキックを真似して、よく内転筋を痛めました(笑)。
三浦 ありがとうございます。横浜F・マリノス時代かな・・・だとしたら、僕が今の杉谷社長と変わらない年齢の頃ですね。そう思うと感慨深いですよ。杉谷社長もサッカー少年だったのですか?
杉谷 はい。大学まで続けましたが挫折しまして。それで大学3年生のとき、自分を変えたくて1年間ロンドン留学したんです。
三浦 海外留学の年齢まで似ているなぁ。僕は20歳くらいのときに、ゾーンプレスを学びたくてイタリアに渡ったんです。海外を経験すると、人って変わりませんか? 僕は人見知りがなくなりました。実際、似たような経験を持つ選手を何人も知っています。
杉谷 確かに、私も自信を持って話せるようになりました。今までしなかったことに挑戦した結果、違った自分が見つかりましたね。そこから経験することの大切さを学んだんです。