川村 私は仕事柄よく実感しますが、イベント現場っていろんな業者さんが入りますよね。エコクラフトさんはどの部分を担当されていますか?
渕 一番多いのは会場設営や機材設備の部分です。大きなイベントでは音響や映像の技術者、建築関係者まで入ったりしますので、その統括もします。
川村 別会社の方々をまとめる業務は難しそうですね。人間力も問われそうです。
渕 イベントの土台を作っていく部分は煩雑なことが多いと思われがちですが、私はイベントが超大好きなので楽しんで仕事をしています。
人間力はまだまだ勉強中ですが、学生時代から続けている柔道のお陰で精神力と、弱い側の立場で考える術を身に付けました。体育会系のノリで人脈が作っていけるのも強みですね。
川村 では、エコクラフトと言えば何と答えますか?
渕 ズバリ、「提案型エコ企業」 です。企画会社からの指示書や設計書に目を通し、無駄がないかを必ず検討し、機械設備も、無いものは自社で製作し、コストを削減してお客様に還元します。震災で喪失しましたが自社で製作した完全独立太陽光電源を備えた超省エネ工場で電気代とCO2も節約していました。現在自分たちで再建中です。
川村 自社で設備を作れて、しかもエコ! アピール度大ですね(笑)。今後の展望についてもお聞かせください。
渕 選挙関連イベントに力を入れていこうと考えています。選挙カーの看板やスピーカーなどの設備を独自技術で省力化しています。使えるものはとことん使って経費をカットします。
川村 この「スーパー選対」というヒーローも、その一環ですね?
渕 そうです。楽しそうでしょう? 選挙や政界はとっつきにくい世界です。立候補しようにも古い慣習や規則が邪魔をする特殊な世界です。ハード面だけでなく選挙戦に関わるすべてに、安定したサポートサービスを安価に提供していく予定です。「政界のことは分からないけど実社会・実生活での経験を市民生活に役立てたい!」と考える候補が元気よく立候補できる選挙にしたいのです。このことでより良い社会づくりに貢献できると考えています。
川村 イメージと発想に渕社長のキャラクターが表れているように感じますね。
渕 そう言ってもらえると嬉しいです。街やネットでスーパー選対を見かけたら、内心で結構ですので応援してくださいね。またイベント会場でお目にかかれる日を楽しみにしています。