サッカー選手の就業とキャリア形成を支援

インタビュアー 小倉隆史(サッカー元日本代表)
明石 私は神奈川県平塚市出身で、2021年現在32歳です。幼稚園のときにJリーグがスタートし、たちまち地元が本拠地だった湘南ベルマーレのファンになりました。私もサッカーを始め厚木北高校に進学し、県大会でベスト4まで勝ち上がることができたんです。
小倉 素晴らしい成績ですね。プロ入りは考えなかったのでしょうか。
明石 目指していました。しかし、残念ながら契約には至らなくて。そこで私は長野県の専門学校に進んでサッカーを続け、指導者として神奈川に戻ってきたんです。やがて、2018年にジュニアチームの「FC.vinculo SAGAMIHARA(エフシーヴィンクーロ サガミハラ)」を設立しまして。同時に「VINCULO SOCCER SHOOL(ヴィンクーロサッカースクール)」も立ち上げスクールの運営を始めました。
小倉 これまでのご経験が今に生きているわけだ。現在は、さらに活動内容を広げていらっしゃるとうかがいました。
明石 はい、2020年にジュニアユースの「FC.vinculo SAGAMIHARA Jr.youth(ジュニアユース)」と、未就学児を対象にしたスクール「biima sports(ビーマスポーツ)」を設立したばかりです。ちなみに「VINCULO」とは「つながり」「絆」という意味なんですよ。
小倉 充実したチーム運営をベースに選手の就業をサポートしていらっしゃるわけですね。