地域に根づいた新しい薬局

インタビュアー 吉井怜(女優)
石下 患者さん目線に立ってつくった薬局なので、そうおっしゃっていただけると嬉しいです。
吉井 薬局としての特徴は何でしょうか?
石下 チーム医療に注力している点です。特に高齢の方は薬が多くなりがちで、薬の管理だけでなく、薬を飲むという行為も難しく感じている方が少なくありません。患者さんにとって負担の少ない薬物治療とは何かと考えながら、医師や看護師、介護職の方と協力しています。具体的には介護施設や患者さんのご自宅に行き、薬の飲み忘れの確認、薬剤管理のアドバイス、必要に応じて医師へ処方提案なども行っています。
吉井 確かに、薬の種類が増えるとどれを飲んだか忘れてしまうこともありますもんね。自宅まで来て指導してくれるのは助かりますよ。
石下 最新の医療機器を導入しているのも特徴です。人の目と機器とのダブルチェックで、処方箋調剤のミスを減らします。
吉井 機器というと、あのタッチパネルは何ですか?
石下 「脳年齢チェッカー」ですね。薬局を気軽に立ち寄れて楽しい場所するための工夫として設置しているんです。
吉井 それは珍しい取り組みですね。お話を聞くのがますます楽しみになりました!