プロフィール (いちかわ よしつぐ)千葉県出身。大学を卒業後、投資用マンションの販売会社に就職。寝る間を惜しんで仕事に打ち込み、営業手法などさまざまな経験を積み、オフィス用コーヒーレンタル会社に転職した。4年勤めた後、実家の仕事を手伝うために父の経営する(有)グリーンフォエバーに入社。観葉植物のレンタル・販売と造園業に加え、人工芝の販売に力を入れている。20年以上千葉ロッテマリーンズの応援を続ける大ファンでもある。【ホームページ】
自宅の庭やベランダに人工芝を敷き、メンテナンスフリーで緑の環境を実現したい。このような要望に応え家庭用人工芝の施工をしてくれるのが、千葉県市川市に拠点を構える有限会社グリーンフォエバーだ。滑るだけでやけどをした昔の人工芝から品質は向上し、現在は安全、清潔、しかも低コストで施工できるようになった。取締役常務の市川能紹氏は、人工芝で手入れの負担を減らし家族と過ごす時間を増やしてほしいと語ってくれた。
日立台柏サッカー場に人工芝を施工

インタビュアー 小林雅英(野球解説者)
市川 弊社は1991年に私の父が創業し、観葉植物のレンタルのほか、胡蝶蘭の販売と造園業を展開していました。私自身は大学を卒業し投資用マンションの販売会社に就職しまして。そこで営業の経験を積んだ後に、オフィス向けにコーヒーメーカーをレンタルする会社に転職したんです。
小林 グリーンフォエバーさんでも法人向けに観葉植物をレンタルされていますから、得るものも多かったでしょうね。
市川 おっしゃる通りです。営業所でトップの成績を収め自信を付けた私は、4年後、父の仕事を手伝うため弊社に移ることを決断しました。
小林 その頃は、人工芝の販売をしていらっしゃったのでしょうか。
市川 観葉植物のレンタルと造園のみです。ただ、このあたりの住宅も建て替えが進むにつれ庭木がなくなり、あったとしても1、2本で造園の仕事が減ってしまうことは目に見えていました。そこで少しずつ人工芝の販売・施工を手がけるようになったんです。これが時代のニーズにぴったり合っていることに気付いた私は、2017年頃から本格的に取り組むようになりました。ちなみに、観葉植物は弟が担当し事業を継続しています。