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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

古民家鑑定士1級が
住居と店舗の悩みを解決

 

物件の個性を生かすリノベーション

 
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狩野 Doi Design officeさんでは、住宅や店舗のリノベーションに軸足を置いているそうですね。
 
土井 はい。私は以前からリノベーションに興味を持っていました。大手ハウスメーカーの商品は品質が高い一方で、融通の利かなさが玉に瑕。そのことは、前職の頃から身をもって感じていましたからね。また、方向性を模索する中で、無垢材の魅力に着目するようになったんです。
 
狩野 事務所の内装も、木の風合いを生かした古民家風ですよね。
 
土井 実はこの事務所がある建物は、大手ハウスメーカー時代に建てていただいたお客様のものでして。退職の報告にうかがったところ、ちょうど1階のシャッターが閉まっていたので、ここを借りられませんかとお願いしたところ快諾していただけました。実の子どものように接していただき、感謝しかありません。
 
狩野 前職時代のお客様の物件でしたか。それにしても、大手ハウスメーカーの空間づくりにはないような、人を落ち着かせてくれる木の温もりや、古き良き雰囲気が感じられます。
 
土井 実は、営業上がりで現場に不安があったので、当初1年は工事現場から経験しようと自分で改装したんです。大家さんの許可を得て、サッシも木目調のように塗装し、本棚もアレンジして反対側には黒板を取り付けました。大手ハウスメーカーは強度を売りの一つとしており、こうしたリノベーションにはメンテナンスなどの手間がつきものなので、大手にとってはなかなか手を出しづらいんですよ。
 
狩野 そうなんですか! そういえばフェイスブックを拝見すると、リノベーションとリフォームには明確な差異があると説明なさっていましたね。同じようなものだと思っていたので、驚きました。
 
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土井 リノベーションというと、「なんとなくおしゃれ」というイメージを抱いておられる方が多いかもしれませんね。リノベーションは既存のものを生かしつつ間取りなどを大幅に改善するもので、対してリフォームは修理やきれいにリフレッシュする工事を指すんです。
 
狩野 なるほど。例えば囲炉裏があるとして、それを生かすのがリノベーション、取り払うのがリフォームという感じですね。ちなみに、そうした工事は自社で手がけておられるんですか?
 
土井 前職からご縁のある施工業者や外構業者にも依頼しています。大工の修業をしている従業員もいるので、簡単なものであれば自社で対応可能です。
 
 
 
 

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