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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建設業界の魅力を伝え
職人を憧れの存在に

 

業界をオープンにし、職人の価値を高めたい

 
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内山 業界のイメージを変えるための活動について、始めたきっかけは何だったのですか?
 
金城 業界の若手が減少していることです。現在29歳以下の職人は、全体の10%以下。しかし、日本の職人技術は世界でも高く評価されています。それなのに若者の希望者が少ないのは、職人の素晴らしさが若年層にうまく伝わっていないからだと考えたんです。今は信頼できる仲間のおかげで経営者としての仕事に専念できるため、この活動に注力できています。
 
内山 なるほど。若者の、職人に対するイメージの敷居を下げたいとお考えなんですね。確かに、建設業界と聞いて若者が最初に考えるのは、建築家やデザイナーでしょう。
 
金城 その通りなんです。建築家やデザイナーはメディアでの露出も高く、「かっこいい職業」とのイメージを持つ子が多いんです。でも、その設計やデザインを形にするのは職人なんだよと、私は言いたいんです。そして、職人側も声を大にして発信すべきだと考えています。
 
内山 建設業の職人を若者に興味を持ってもらえる職業にしていこうというわけですね。純粋な疑問として、今までなぜこのような取り組みが活性化しなかったのでしょう?
 
金城 業界の閉鎖性が理由ではないでしょうか。私をはじめ職人には、この業界しか知らない人が多く、外の世界から業界がどんな風に見られているかという意識を持ちにくかったんです。だから、自分たちの仕事に対する誇りや熱い思いが外部に伝わらず、社会的な職人の価値が実際より小さく見られる現状になっているのではないかと考えています。
 
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内山 つまり金城社長の取り組みは、業界の閉鎖的な面を改善することにもつながるのか。それって大事なことですね。私もジムを立ち上げた際、「スポ根的で、いかにもボクシングジムだという雰囲気では一般の方は来にくいだろうな」と考え、爽やかなジムを目指しました。おかげで女性会員も多く、中には「あなたもボクシングしていたんですか?」と私に話しかける方もいます(笑)。
 
金城 世界王者に対して、それはすごいですね(笑)。
 
内山 「少しだけしていました」と答えています(笑)。それはともかく、それこそ金城社長も、いい意味で職人という雰囲気がないですよね。そこも若者に対して職人を親しみやすくする効果があると思いますよ。
 
 
 
 

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