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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

公共インフラを守りたい 非破壊検査で未来を築く
いふ・みらい株式会社 代表取締役 福井聡司

 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後、信用金庫に就職。その後、転職して司法書士事務所の仕事に従事する。さらに、都市ガス営業会社に移り、17年間営業職で経験を積んだ。営業経験を買われ、叔母が営む非破壊検査を手がける会社に転職。その中で、高品質の非破壊検査技術を提供するとともに、アイデアを形にするチャレンジをすることを目的に独立を決意する。2020年4月にいふ・みらい(株)を設立した。
 
 
 
コンクリートの構造物を壊さずに内部の状況を調べる非破壊検査。これを事業として手がけるのが、いふ・みらい株式会社だ。代表取締役の福井聡司氏は、「今後迫りくる人材や予算不足で公共インフラの維持管理が危機に陥っていく」と指摘する。その解決策の一つとして、ロボットやAIを活用する新しい非破壊検査機器の開発に着手。さらに、住民が簡単に“街の現状”を自治体に連絡できるスマホアプリの実現にも乗り出している。
 
 
 

構造物の内部を壊さず調べる非破壊検査

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 神戸市を拠点に非破壊検査事業を手がける、いふ・みらい株式会社さん。非破壊検査というのはあまり耳慣れない言葉です。どういう検査なんですか?
 
福井 非破壊検査とは、構造物を壊さずに内部の状況を調べる技術です。超音波やレーダーを駆使して、コンクリート構造物などを外側から検査することで、ひび割れのような劣化がないか、あるとすればどこにどの程度の規模の劣化があるのかを知ることができるんですよ。
 
狩野 建築物が劣化しているのを知らずにそのままにしていたら、崩壊の危険がありますし、大勢の人が事故に巻き込まれてしまう可能性が高まりますよね。そんな事態にならないよう、社会インフラの構造物を調査することが福井社長のお仕事というわけですか。
 
福井 はい。例えば非破壊検査は構造物の耐震補強する際も役に立つ技術です。耐震補強をするときは、鉄骨がどこにどういうふうにどのような状態で入っているか調べなければなりませんからね。また、ひび割れを直す際も建物の外側から修理したほうがいいか、内側から進めるべきか判断するために、非破壊検査による調査が欠かせないんです。
 
 
 
 

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