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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アパレル事業も展開し 大工の魅力を発信!
MUGAWAY合同会社 代表 大賀俊勝

 
プロフィール 島根県出身、大阪府育ち。中学卒業後、大工の修業を始める。京都の古い日本建築の現場を数多く経験。その後、サーフィンのプロを目指して後輩とともに神奈川県平塚市に移住。2年後、オーストラリアでもサーフィンの経験を積むも、パスポートの盗難にあい、苦労の末帰国した。後輩が経営者として活躍する姿に刺激を受け、独立。日本の建築技法を後世に伝えたいという思いからアパレル事業も立ち上げ、現在に至る。【ホームページ
 
 
 
建築事業とアパレル事業。ユニークな二軸の経営で躍進するのが神奈川県平塚市のMUGAWAY(マガウェイ)合同会社だ。大賀俊勝代表はプロサーファーを目指したこともある異色の経営者。日本古来の建築技術が失われつつある昨今、大工の魅力を発信すべく、伝統的な建築物をデザインしたオリジナルのウエアを販売していると語る。自社の大工を正社員として雇用するなど、斬新なチャレンジを続ける大賀代表の魂に迫ってみた!
 
 
 

オーストラリアで車を盗まれ一文無しに

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 神奈川県平塚市を拠点に建築・大工工事とアパレル事業を展開するMUGAWAY合同会社さん。まずは、大賀代表の歩みを教えていただけますか。
 
大賀 私は島根県で生まれ、大阪府育ちです。中学を卒業後すぐに大工の修業を始めました。しかし、もともと好きだったサーフィンでプロを目指すため、後輩と一緒に22歳のとき湘南にやって来たんです。その2年後には英語もわからないのに、単身オーストラリアへ向かいました。ところがパスポートごと車を盗まれて一文なしになり、マグロ漁船に乗ったり、山で果物の収穫をしたり、サーフボード工場で働いたりしているうちにビザが切れてしまったんです。
 
吉井 いきなり破天荒なお話で驚きました(笑)。ぜひ、続きをお聞かせください。
 
大賀 やむなく日本に戻ってみると、私が大阪から湘南に連れてきた後輩は、いつの間にか企業経営者になり何歩も先を走っていたんです。絶対に負けられないと決意した私は26歳で大工に復帰しました。もともと、独立して一人親方として仕事を請け負っていた実績もあったので、ありがたいことに、すぐに大手ハウスメーカーさんから仕事をいただけるようになったんです。ただ、このとき私は大いに困惑しましてね。
 
吉井 いったい何があったのでしょう。
 
大賀 関西で大工をしていたときは京都の現場が多く、古い日本家屋ばかりだったのに、関東にはほとんどありません。家のつくりが異なるので、工事の仕方もまったく違ったんです。私はこの状況を目の当たりにし、「40歳になったら法人を立ち上げ、日本の伝統的な建築の工法を守っていこう」と目標を定め、人脈を増やしながら地道にこの土地で信頼を積み上げてきました。
 
 
 
 

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