
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
勇 祖父の代に大阪の大正区、港区で起業し、後を継いだ父が2001年に法人化しました。ただ、私はもともと会社を継ぐ気はなかったんです。大学を卒業した後は、石油会社に就職しました。しかし、父に声をかけられたことをきっかけに興味を持ち、この仕事を始めたんです。
狩野 先代から受け継がれている仕事のスタイルのようなものは、あるのでしょうか。
勇 実は、代々口下手な家系でして(笑)。自分から説明するというより質問をしてお客様の話を聞くことに重きを置いています。話をすることでお客様自身の考えがまとまることもありますし、私たちにとってもお客様の本質的なニーズがわかり、プラスに作用すると感じていますね。納得してくださったお客様が、ほかのお客様を紹介してくださることもありますよ。
狩野 誠実なお人柄が信頼されて、紹介につながるというのはわかる気がします。素人にとって保険は難しいので、信頼できる人にお願いしたいですからね。
勇 今の時代、保険は多様化していますし、法律や約款は変更が多いので、勉強し続けないと仕事になりません。口下手ではあるものの、しっかりと学んで知識で武装したうえで、凡事徹底し、嘘をつかないことをモットーに、お客様と向き合っています。私は業界では若手ですし、今後は会社を構えさせていただいている堺市に貢献したいという思いもありますね。
狩野 勇社長は今44歳とお聞きしています。業界では若手なのですね。

狩野 野球でも会社経営でも、人とのご縁や信頼関係が大切なのは同じ。御社は「この人に」と思っていただける関係づくりが、確立されていると感じました。これからも、ご活躍を応援させていただきます!
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様に楽しんでいただくことです。お客様との会話を通じて、楽しんでいただいていると実感できると、私も嬉しいんですよ。
(勇嘉男)