プロフィール 京都府宇治市出身。大学卒業後、社会人の第一歩として兵庫県神戸市で建築資材輸入販売関係の道に進む。後に地元である宇治市で(株)中徳木材の代表に就任した。もともと車が好きだったことから自動車整備事業をスタートさせ、インターフェースとしてイタリアンレストラン経営も同時進行。現在は自動車整備事業・レストラン経営・住宅建設資材販売と3つの事業に尽力している。【ホームページ】
緑豊かなヨーロッパの森の中を、高級車が疾走する。そんなイメージをもとに京都府宇治市で、自動車整備とレストラン経営を融合させた事業を展開しているのがbrio(ブリオ)有限会社の中谷雅夫代表取締役だ。繊細な旧車をレストアする技術は、多くの車好きから厚い支持を得ている。本格イタリアンを堪能しながら好きな車について語り合えるレストランも好評だ。そんな車好きにはたまらない事業について、中谷社長の思いをうかがった。
自動車とレストランの融合

インタビュアー 八木裕(野球解説者)
中谷 ありがとうございます。当店は、ヨーロッパの森をイメージしたつくりとなっています。私はポルシェやフェラーリなどヨーロッパの車が好きでして、そういった車が颯爽と走り抜けるようなイメージの場所にしたかったのです。
八木 確かに、どこか非日常的で心が躍るような、スタイリッシュな空間ですね。こちらで、車の整備などを行っておられるのでしょうか?
中谷 はい、一般車の整備はもちろん、自動車の販売や、旧車のレストアも行っています。さらに、イタリアンが味わえるレストランも併設していますから、そちらもぜひご利用いただければと思います。
八木 レストランが併設されているのは珍しいですね。食事を楽しみながら車をギャラリー作品のように眺めて、ゆっくりとくつろげそうです。車好きならたまりませんよ。
中谷 おっしゃるとおり、車がお好きな方が多く来られるので、お客様同士での会話にも花が咲きますね。愛車のメーカーごとにグループもあっておもしろいですよ。そんな皆様の笑顔が、自然と日々のやる気につながっています。