B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域の悩みをケアする
町の身近なお医者さん

 

父親の厚い信頼と思いを引き継ぐ

 
glay-s1top.jpg
QRコードからホームページをチェック!


川上 最先端の医療現場から地域医療で、環境の変化も相当ですよね。ましてや個人医院の院長ともなると、医学的なこと以外にもさまざまな面で悩みも出てくるでしょうし、経験を積まれた今のほうがお父様に聞きたいことがあるのでは?
 
佃 できれば、いろいろと相談したいですね。患者さんと接する中で、よく「父ならこんなとき、どういう対応をするんだろう」なんて思いますよ。そういえば、父も生前、医師になってすぐの私に「最近は高血圧の薬はどういうのがいいんだ」なんて聞いてくれたことがありましたね。
 
川上 お父様は、新しいものや周りの人の意見を取り入れようとする、柔軟な方だったんですね。
 
佃 そうですね。それに、患者さんは皆さん口をそろえて「優しかった」とおっしゃいますね。そういう方々が、私の代になってもご家族を連れて通院してくださるのは本当にありがたいことだと思っています。これからも、患者さんに信頼していただけるよう、精進したいですね。
 
glay-s1top.jpg
川上 素敵な信頼関係だと思います。でも、お父様の代から通っておられる患者さんがみえると、プレッシャーを感じることもあるのでは?
 
佃 医院を継いだばかりの頃は「先代の院長はそうじゃなかった」と言われたこともあります。でも、時が経つに連れてだんだんと私を認めてくれる方が増えていきましたね。やりにくいのは、小学生の頃から私のことを知っている患者さんが来られたときです(笑)。昔のやんちゃな時代も、地域の皆さんはご存じですから。昔の話をされると照れくさくて困ってしまいます。あとは、私が子どものときに習っていたピアノの先生が当院に通院なさっていて、私はその方にはどうしても頭が上がりません。いまだに「先生」って呼んでしまうんですよ(笑)。
 
川上 ということは、診察時はその方とお互い「先生」って呼び合ってるんですね(笑)。確かに、子どもの頃の先生が患者さんとして来られるのは気まずいかもしれません。でも、地域の方々とそうした関係が築けているっていうのはとても素敵だと思いますよ!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事