B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バリアフリーの工事で 
気持ちの障壁も取り払う

 

公務員から転身して建築業界へ

 
石黒 内間代表はもともと公務員の仕事をしていたと聞いています。それがどうして今のお仕事をするようになったのか、経緯を教えていただけますか。
 
glay-s1top.jpg
内間 私は沖縄県の離島、伊江島の出身なんです。故郷では、18歳の頃から医療系や農業系の仕事に従事するなど、公務員として堅い仕事をしていました。その頃、東京からダイビングのライセンスを取りに来ていた、今の妻と知り合ったんです。結婚してからも、しばらくは伊江島で働いていました。ところがあるとき、東京で妻の母親が経営している建築系の会社で働くことを勧められましてね。それで、上京することになりました。東京で初めて木造住宅を見たときには、「沖縄の住宅と比べると、なんて弱々しいんだろう」と感じましたね。
 
石黒 沖縄と東京の住宅はそんなに違うんですか。
 
内間 違いますね。沖縄では台風などの暴風から家を守るためにコンクリート構造の住宅が多いんですよ。だから、はじめは木造住宅の構造やつくり方がわからなくて苦労しました。ただ、その会社は営業や見積、職人さんの段取りから材料の手配まで全部一人で担当するシステムだったので、工事の受注から施工管理まで、すべての過程を経験できたんです。その経験が今、大いに役立っています。
 
石黒 すべての工程を一人で担当できるのは、その当時の経験の賜物なんですね。それにしても、公務員から一転して東京の民間企業で働くのには、不安もあったでしょう?
 
内間 確かにありました。まず、沖縄には電車がないので、自分の乗りたい路線の電車に乗れるようになるのも苦労しましたから。JRと私鉄の違いもまったくわからない。カルチャーショックでしたよ。最初の頃なんて、一番高い切符を買っておけばどんなに遠くの駅まででも行けると思っていたくらいで(笑)。
 
glay-s1top.jpg
石黒 わかります。私の出身地の北海道は、電車はありましたけど、東京ほどたくさんの路線はないですしね。今のようにスマホで検索できなかったから、はじめて上京したときは乗り換えに苦戦したものです。
 
内間 そうした状態から経験を積み始めて、自分の力でも会社を運営できるなと思ったのが、35歳ぐらいの頃でした。応援したり手伝ってくれたりする人たちもたくさんいたので、経験を活かしてやってみようと立ち上げたのが、この会社なんです。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事