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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“半農半音”で挑戦する 若きスタッフたちの農園
高橋農園 代表 高橋雄介

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 埼玉県本庄市で、“半農半音”をコンセプトに掲げる高橋農園さん。とてもユニークな農園のようですね。まずは、高橋代表の歩みを教えていただけますか?
 
高橋 当園は明治時代から続く農家です。でも、私は家業を継ぐ意思はありませんでした。もともと洋服が好きだったので、服飾の専門学校を経てスタイリストアシスタントになったんです。でも、すぐに憧れのスタイリストと一緒に仕事をするという、自分の中での最大の目標を達成してしまい、燃え尽き症候群のような状態になってしまいました。仕事をするためのモチベーションが途切れてしまったんです。
 
石黒 すぐに大きな夢をかなえてしまったことで、次の目標を持てなくなってしまったんですね。その後は、どうなさったんですか?
 
高橋 子どもの頃から歌うことが好きだったので、今度はミュージシャンになろうと決めました。でも、音楽の知識はまったくなかったんです。そこで実家に戻って、音楽を勉強しようと考えたんですよ。それから仕方なく、家業を手伝うようになりました。
 
石黒 音楽を勉強するかたわら、実家のお仕事を手伝っていたと。でも、最初は仕方なくだとしても、こうして続けていらっしゃるのは、農業に魅力を感じたからなんでしょうか?
 
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高橋 ええ、そうなんです。2012年頃、「トマトベリー」というミニトマトの栽培を始めました。このトマトベリーはその名のとおりイチゴのような形で、糖度の高さや甘みと酸味のバランスの良さ、そして肉厚な食感が特長の品種なんです。これをネットショップで販売したところ、最初はまったく売れませんでした。そこで、形は不ぞろいでも品質には問題ないものをお手軽な価格で提供する“ワケあり品”として販売したところ一気に注目され、売れ始めたんですよ。
 
石黒 トマトベリーは私も子どもたちも大好きですよ! 子どもたちのお弁当にも必ず入れてるんです。ご自分が育てた野菜が売れて、嬉しかったでしょうね。
 
高橋 はい。それが転機となって、雑誌にも取材されるなど波に乗った私は、農業がとても楽しくなりました。それからは、ミュージシャンとしての活動も続けながら、本腰を入れて農業に取り組むようになったんです。
 
 
 
 

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