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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

繊細なガラス工芸の数々 工房と画廊から地域貢献
アトリエ&ギャラリー仁(Jin) 代表 村上仁

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 東京のJR国立駅から徒歩3分、とても便利な立地のアトリエ&ギャラリー仁さんにお邪魔しています。まず、ガラス工芸作家でもある村上代表の歩みを教えていただけますか。
 
村上 もともと私は、損害保険会社に30年ほど勤務していました。香港やバミューダなどに駐在したり、世界中を飛び回ったりしていた時期もありました。その後、外資系の投資銀行などに転職。6年ほど前に保険関係のコンサルティングを始め、ガラス工芸を始めたのはその頃です。好きな日本酒を飲むためによい器を探していたのですが、なかなか見つからず、それなら自分でつくろうと考えたのがきっかけでした。
 
石黒 妥協したくなかったのですね。しかし、技術を身につけるのは大変だったことでしょう。
 
村上 そうですね。ただ、4ヶ月ほど教室に通い基礎を学び、その後は「自主トレ」と称して、独学一筋でした。
 
石黒 繊細な技術が必要なガラス工芸を、独学で身に付けるとは驚きました。アトリエに並んでいる作品を拝見すると、一般的なガラス工芸品と違って立体的なところがユニークですね。とても美しいと思います。
 
村上 ありがとうございます。私は「ガラスは透明なんだから、その厚みの中に立体的な表現ができるのでは」と思ったんです。そこで、できるだけ立体的に見えるつくり方をいろいろと模索してきました。トライ&エラーを繰り返しながら、少しずつ自分なりの作風ができあがってきたところですね。
 
石黒 なるほど。村上代表が、アトリエ&ギャラリー仁さんをオープンした理由が気になってきました。
 
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村上 私は、30年以上続けたサラリーマン生活を2013年で終えました。その後は業界貢献・恩返しのつもりでコンサルとしてやってきたのですが、そろそろ社会や地域に貢献する時期ではと考え始めまして。そんなときに、以前、私の個展を開いてくれたギャラリーが閉店すると耳にしたんですよ。その場所で2018年7月にスタートしたのが当ギャラリーというわけです。
 
石黒 “アトリエ&ギャラリー”という名称ですから、村上代表ご自身の工房も兼ねておられるのでしょうね。
 
村上 ええ。ここでは、ガラス工芸教室もやっています。教室の特徴は「生徒さんが何をつくりたいか」ということを出発点に、アイデアやそれを実現させる方法を生徒さんと一緒に考えるところでしょうか。
 
 
 
 

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