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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

どんな依頼も断らないなにくそ根性の鳶職人
髙藤組 代表代理 髙藤鉄平

 
プロフィール 滋賀県出身。父・髙藤覺氏が設立した髙藤組に18歳の時に入社。彦根市を拠点にし、社寺架設工事、素屋根工事、曳家工事をメインに鳶工事全般を幅広く請け負っている。父の教えを受け継ぎ、依頼されれば仕事の難易度や規模に関わらず、低価格かつ高品質で引き受けることがモットー。現在は滋賀県のみならず全国から依頼を請け、忙しくも充実した毎日を送っている。【ホームページ
 
 
 
叱られても失敗しても「なにくそ」の気持ちで乗り越えてきた――と語る、髙藤組の髙藤鉄平代表代理。鳶職一筋20年、経験で培った高い技術と豊富な知識に自信と誇りを持ち、どんなに難しい仕事も決してNOとは言わず、最大限の努力で成し遂げてきた。「どこに連れていっても恥ずかしくない」と言い切れるほど厚い信頼を寄せる2人の職人と共に日本全国を飛び回る髙藤代表代理にお話をうかがった。
 
 
 

なにくそ根性でこの道一筋20年

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 社寺架設および鳶工事全般を請け負っていらっしゃる髙藤組さん。会社を立ち上げられたのはお父様の覺さんなんですね。
 
髙藤 ええ。私が小学生の頃でした。もともとはクレーンのオペレーターをしていて、いろいろな現場を経験する中で宮大工の足場を組み立てられる職人がいないことに気付き始めたようです。父はあの「鳥人間コンテスト」の足場も手がけたんですよ。初めてのことでかなり大変だったと聞いています。
 
狩野 あのテレビで見る、立派な足場をですか!? 
 
髙藤 はい。とにかく何でもやってみるというのが父のポリシーで、私も自然に身に付きましたね。今の若者は、怒られたり、思うようにできなかったりするとすぐに諦めてしまう人も少なくありません。でも、やはり「なにくそ」と思ってやり遂げる根性は大事だと思うんです。
 
狩野 僕も根性論が絶対というわけではありませんが、その気持ちは必要だと思います。小学生の頃からお父様の背中を見てこられた髙藤代表代理が、この道に入られたのは何歳の時ですか?
 
髙藤 18歳の時なので、2018年でもう20年になりますね。現在2名いる従業員もベテランで、この道12年という女鳶もいるんですよ。